2018年頃から始まったとされている第2次アウトドアレジャーブーム。近年はグランピングやソロキャンプ、テントサウナなど楽しみ方の多様化やコロナ禍においても屋外で3密を伴わないレジャーとして多くの人々に楽しまれています。
それに伴い使用するギアを取り扱うアウトドア業界の市場規模も年々成長を続け、ある調査ではその額は5000億円以上とされアイスクリームの市場規模と同程度の大きさです。
拡大する市場にともない従来のアウトドア用品ブランドのほか新規ブランドの参入も相次いでいます。そのなかでも注目したいのが異業種からの参入です。
そこで今回は、異業種からの参入を果たした新アウトドアブランドを紹介したいと思います。
異業種からの参入を果たした新アウトドアブランドとは?
今回紹介するのは、2022年7月15日に誕生したアウトドアブランド『ebi(イービーアイ)』です。
この『ebi』は神奈川県海老名市に本社があるPC・スマホ周辺機器やオーディオ関連のメーカーである「株式会社Owltech(オウルテック)」が立ち上げたブランドです。
ブランドコンセプト
『ebi』は、「株式会社Owltech」の得意分野である通電系のノウハウを活かしたアウトドアギアの展開を目指しており、「豊かで活気に満ち、元気づけられるような商品を」をブランドコンセプトとしてします。
またブランド名の『ebi』は、e:enrich「豊かに」、b:brio「活気に満ちる」、i:inspire「元気づける」の頭文字から採られています。
ギアラインアップ
現在『ebi』には、4種類のギアがラインアップされています。
LEDランタン ランプシェード付
最大540ルーメンの大光量LEDライトと24000mAhという大容量のリチウムイオンバッテリーを併せ持ったギアです。
キャンプの夜をしっかり照らすランタンになり、付属のランプシェードを使えば行灯のようなやわらかい照明にもなります。
また24000mAhのバッテリーは、長時間のランタン使用ができるだけでなく現代生活の必需品であるスマートフォンなど電子機器の充電も可能です。
ライトフレームハンモック
超々ジュラルミンという軽量なのに頑丈なフレームを使った、どこにでも設置できるハンモックです。コットと違い包み込むような感覚で寝ることができますので快適でゆったり時間を過ごすことができます。
また組立・分解も簡単なので女性でも楽に取り扱えます。
ヒーティングベスト
冬キャンプにて重宝する防寒のための電熱式ヒーティングベストです。『ebi』では一般的なヒーティングベストにおいて懸念される耐久性を追求し10万回もの屈曲試験をクリアしています。また特許を取得したヒーティングユニットはヒーター表面は約10秒で50℃に上昇させる即暖性と遠赤外線効果で効率的な温もりを提供してくれます。
ポータブル電源 Portable power station
現代の最新キャンプで必要になる電気を使ったギアの使用を可能にする172,800mAhという大容量のポータブル電源です。本体側面にはLEDライトが装備されているので夜キャンプの照明としても使用可能です。
『ebi』のギアを手に入れるには?
今回紹介した『ebi』のギアは、オウルテックダイレクト本店のほかAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの主要オンラインショップにて取り扱いがあります。
オウルテックダイレクト本店での販売価格は以下の通りです。
LEDランタン ランプシェード付:19,580円(税込)
ライトフレームハンモック:21,800円(税込)
ヒーティングベスト:16,800円(税込)
ポータブル電源 Portable power station:89,800円(税込)
まとめ
今回は、異業種からの参入を果たした新アウトドアブランド『ebi(イービーアイ)』を紹介しました。
アウトドア業界への異業種の参入の特徴は、主たる業種のノウハウをいかんなく注ぎこめることです。今回紹介した『ebi』でも主たる業種である電気・電子機器に強く、今回紹介したギア以外にも今後さまざまな製品を世に送り出してくれるでしょう。
興味のある方は、ebi HPをチェックしてみてください。