スマートフォンの普及率が上がり一家に一台ではなく一人一台カメラを持ちInstagramのような映像共有SNSにて自慢の写真をアップするのがトレンドである昨今ですが、アウトドアにおいてもアップしたい映像がたくさんあるでしょう。しかし得てして素晴らしい景色というのは、水中や寒冷地など過酷な環境であることも多くスマートフォンでは撮影できないこともあります。
そこで今回は、過酷な環境でも撮影可能なギアが新発売されましたので紹介したいと思います。
過酷な環境でも撮影可能なギアとは?
今回紹介するのは、2022年6月10日に新発売される光学機器メーカー・RICOHの『WG-80』というギアです。
水中から雪山まで使えるタフネスデジカメ
IPX8の防水性をもち水深14mで連続2時間の水中撮影が可能です。氷点下10度でも作動する耐寒性もあり水中や寒冷地の画像を撮影することができます。それに加えて1.6mからの落下に耐える耐衝撃性能と100kgfまでの重さに耐える耐荷重構造があり過酷な環境に対応するタフネスモデルです。
対象を綺麗なまま残す高画質と広角28mm光学5倍ズーム
裏面照射型CMOSイメージセンサーと、高性能画像処理エンジンを搭載しており最高ISO感度6400の高感度性能と、有効約1600万画素の高精細画像を実現しており、広角28mmからの光学5倍ズームで広範囲の風景を綺麗な画質で撮影することができます。
マクロ撮影に便利な機能も
被写体まで最短1cmのマクロ撮影「デジタル顕微鏡モード」を搭載しており、その際にはレンズ周りに取り付けられている6つのLEDライトが対象物を明るく照らし出します。
撮影の敵「手ぶれ」軽減する3つの機能
手持ちでの撮影ではどうしても手ぶれが起こってしまいせっかくの映像が台無しです。この手ぶれを軽減するための3つの機能が搭載されています。
電子式手ぶれ補正
写真撮影時に手ぶれした画像を電子的に自動で補正します。
高感度ぶれ軽減モード
被写体の明るさに応じて感度を最高まで自動に引き上げ、手ぶれが起きにくい早いシャッタースピードで撮影ができます。
「Movie SR」機能
動画撮影時に独自のソフトウェアによって補正をかけ手ぶれを軽減します。
明るい場所でも視認性が良いモニター
背面には2.7型、16:9のワイドな液晶モニターは表面に外光の反射を抑えて映り込みを軽減するAR(Anti-Reflection)コートを施しており、加えて「アウトドアモニター」という機能で使用環境に応じてモニターを最も見やすい明るさに簡単に調整できます。
製品仕様
有効画素数 | 約1600万画素 |
撮像素子 | 1/2.3型 CMOS |
外形・寸法 | 約122.5(幅)×61.5(高)×29.5(厚)mm(操作部材、突起部を除く) |
質量(重さ) | 約194g(電池、SDメモリーカード含む) |
付属品 | 充電式リチウムイオンバッテリー D-LI92 充電用電源アダプター USBケーブル ストラップ マクロスタンド |
『WG-80』を手に入れるには?
『WG-80』は、RICOH IMAGING STOREのほかAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの主要オンラインショップにて取り扱いがあります。
RICOH IMAGING STOREでの販売価格は42,800円(税込)となっています。
まとめ
今回は、過酷な環境でも撮影可能なギア・RICOHの『WG-80』を紹介しました。
2000年頃に全盛を迎えたデジタルカメラもその後スマートフォンの急激な普及により衰退期を迎えていますが、一眼レフなど特化した製品はその影響をあまり受けていません。今回紹介したギアもスマートフォンでは撮影できない過酷な環境に対応していますので人気が出そうです。
興味のある方は、RICOH IMAGING HPをチェックしてみてください。