H2Oさえあれば点灯可能!水電池を使用した『ウォーターランタン』が「村の鍛冶屋」から新発売

現代社会を快適に生活していくために絶対必要なインフラと言えば「電気」ですが、最近のアウトドアレジャーでもその波は押し寄せており様々な便利なギアが電気を使用して使えます。その際アウトドアには家のようにコンセントはありませんので電池が必要になります。

電池と一言に言っても昔からヘッドランプなどに使っていた乾電池から、大容量で繰り返し使えるリチウムイオン電池までさまざまな種類があります。

そこで今回は、新たに登場したエコな電池を使用したギアが新発売されましたので紹介したいと思います。

新たに登場したエコな電池を使用したギアとは?

今回紹介するのは、新潟県燕三条地区に本社がある山谷産業が展開する人気アウトドアブランド「村の鍛冶屋」から2022年4月に新発売された『ウォーターランタン』というギアです。

水電池を利用したランタン

『ウォーターランタン』は、一見LEDライトを使用したよくあるランタンに見えますが、決定的な違いはその電源です。LEDライトを光らせるのは乾電池ではなく「水電池」というものです。

「水電池」というのは日本協能電子株式会社が開発し特許を持つ電池で他の電池との最大の相違点は、電気を発生させる元が「水(H2O)」であるということです。しかもその「水」は種類を問わず「H2O」であればよいため、お茶やジュースなどの飲み物はもちろんのこと海水・泥水さらには尿でさえも使用可能です。

使い方は簡単で水電池パッケージを記載がある水位線までに水分を5~10秒浸せば発電を開始します。1回の浸水で約150時間(約6日)連続点灯します。また1回目の浸水による発電が終わった後でも2回目の浸水をおこなえば再度発電を行い1回の発電と合わせてのべ約240時間(約10日)の点灯が可能となります。

また使用後には、交換可能で使用済み電池は家庭用ごみ(不燃ごみ)として処理できます。

製品仕様

サイズ約180㎜×約90㎜
本体重量320g(水電池含む)
電池重量95g
ランタン白色・暖色点灯切り替えおよび電源OFF機能

『ウォーターランタン』を手に入れるには?

『ウォーターランタン』は、ネットショップ村の鍛冶屋 本店のほか楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの主要オンラインショップにて取り扱いがあります。

村の鍛冶屋 本店での販売価格は、7,260円(税込・送料無料)で交換用の水電池も5,060円(税込・送料無料)となっています。

まとめ

今回は、新たに登場したエコな電池を使用したギア『ウォーターランタン』を紹介しました。

『ウォーターランタン』に使用されている水電池の良いところは、使用しなければ20年間保存が可能だという事です。本編にも述べた特徴と併せて考えると常時使うランタンというよりアウトドアでの緊急時や災害時に使用する貴重な光源として使用するのが良いと思います。

興味のある方は、村の鍛冶屋HPをチェックしてみてください。