キャンプは通年行うことのできるレジャーです。
その中でも冬キャンプでは「寒さで澄んだ空気」「夜に広がる満天の星空」、雪が降っている場合は「積雪の中の雪遊び」など他の季節では味わえない楽しめるポイントがたくさんあります。
しかし冬のキャンプ場での寒さは、日頃暖房の中で暮らしている一般人にとっては想像を絶するもので万全の防寒対策が必要になります。
そんな寒さでは炊事、特に食事後の洗い物には困難が伴います。
そこで今回は、冬キャンプで重宝する「水がいらない洗剤」を紹介していきたいと思います。
なぜ「水がいらない洗剤」が必要なのか?
冬キャンプでは水が冷たい
気温が低い冬キャンプでは炊事や洗い物に使う水の温度も下がっています。そうなると水を使う洗い物はつらい作業ですよね。
また水温が下がっているというは調理器具や食器に付いた油汚れが落ちにくいということです。
また気温が氷点下を下回ると水が凍ってしまって使えない事態にもなります。
キャンプ場によっては炊事場がない
冬キャンプでなくても「水がいらない洗剤」が必要なシーンがあります。それはキャンプ場に炊事場などの水を使える施設がない場合です。また川などの自然に流れる水を使うのは環境への考慮もあり控えるべきです。
「水がいらない洗剤」はどうやって汚れを落とす?
上記の理由により、キャンプでは「水がいらない洗剤」が必要なシーンが訪れますが、そもそもどうやって水なしで汚れが落ちるのでしょうか?
汚れを浮かせて拭き取る
「水がいらない洗剤」の最大の特徴は吹きかけることによって調理器具や食器の汚れを浮き立たせることにあります。
そして浮いた汚れをキッチンペーパー等で拭き取れば洗い物は完了となります。
汚れを拭いたペーパーはゴミとして持ち帰ろう
浮いた汚れを拭き取ったキッチンペーパーなどは燃えるゴミとなりますのでキャンプ場に放置せずに家に持ち帰り、お住いの地域のルールを守って処理しましょう。
おススメ製品4選
GREEN MOTION「ECO KITCHEN CLEANER」
洗浄成分が油分を分解しほんの少量配合された界面活性剤が浮き立たせます。また洗浄成分は100%植物由来ですので使用後全て生分解されますので環境にも配慮された製品となっています。
ACM「JUST WIPE」
さまざまな効用があると言われている微量の二価三価鉄塩に誘導された水・πウォーター(パイウォーター)を主成分とし、洗浄成分が油汚れを分解し界面活性成分が浮かして拭き取ることができます。またπウォーターと界面剤ポリオキシエチレンアルキエーテルの効果でしっかり除菌もします。
HAJIME洗浄マイスターシリーズ「ヨゴレとれPON!(泡立ちなし)」
アルカリ性の水系有機物分解洗浄成分が吹きかけて20秒ほどたつと油汚れを分解し浮かしますので、拭き取ればぬめりがきれいに取れます。
また同時に消臭・除菌も可能です。
がんこ本舗「morito(森と)」
100%植物由来の洗浄成分から作られた中性洗剤で汚れを洗い流すのではなく自然に還るよう分解します。
青森ヒバのエッセンシャルオイルも配合されていますので、すがすがしい香りも特徴です。
まとめ
今回は、冬キャンプで重宝する「水がいらない洗剤」4選を紹介しました。
紹介した4種の洗剤は、冬キャンプばかりでなく他の季節のキャンプにおいても、またライフラインが途絶する災害時にも重宝します。また、当サイトでは食器洗剤ではありませんが、少ない水で手が洗える商品も紹介していますので併せてチェックしてみてください。
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