冬キャンプの寒さ対策として必須な暖房器具。性能・コスト・使いやすさ・持ち運びやすさなどさまざまなことを考えると石油ストーブという選択がいいと思います。
アウトドア用石油ストーブと言えば日本では「フジカ」「Alpaca(アルパカ)」「TOYOTOMI(トヨトミ)」などというメーカーから発売されています。
今回は、そんなアウトドア用石油ストーブに新たなメーカーが参入しましたので紹介したいと思います。
アウトドア用石油ストーブ市場に新たに参入したメーカーとは?
2021年6月に日本公式ホームページが開設され本格参入したメーカーは韓国の『PASECO(パセコ)』といいます。
『PASECO』ってどんなメーカー?
『PASECO』は1974年に設立されたストーブ用の芯製造工場から始まった老舗メーカーです。石油ストーブは1980年より製造販売を行っており、1999年に現社名に変更をしストーブだけでなくキッチン用品・業務用調理機器も製造販売を行っており、中東向けの市場ではNo.1を謳っています。
製品ラインナップ
WKH-3100G
日本では屋外使用専用のモデルで中東では一般家庭で最も多く使用されている製品となっています。3.0 kW/hの出力とタンク容量が5.3Lと大きいため燃焼時間が約18時間と長時間であるのが特徴です。
出力 | 3.0 kW/h |
点火方法 | 手動 |
タンク容量 | 5.3ℓ |
燃料消費量 | 0.295ℓ/h |
燃焼時間 | 約18時間 |
製品サイズ | Φ325×466(mm) |
重さ | 5.3 kg |
カラー | サンドベージュ、ホワイト 、ブラック |
CAMP-25
WKH-3100Gに比べると少し大型でそれに伴い出力も6.4kW/hと上がっています。最大の特徴は収納時に高さが57cmから47cmまでに小さくすることができ車載する時や収納時にコンパクトとなることです。
出力 | 6.4kW/h |
点火方法 | 自動点火装置(単2電池×4本) |
タンク容量 | 7ℓ |
燃料消費量 | 0.65 ℓ/h |
燃焼時間 | 約10時間 |
製品サイズ | Φ445×440~570[ゴトク取り付け時:615](mm) |
重さ | 11.5 kg |
カラー | アーミーグリーン、ブラック |
価格と販売方法は?
『PASECO』のアウトドア用石油ストーブは、PASECO 日本HPのオンラインショップのほかAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの主要オンラインショップにて取り扱いがあります。
PASECO 日本HPのオンラインショップでの販売価格は、WKH-3100Gが16,940円、CAMP-25が39,600円となっています。
まとめ
今回は、アウトドア用石油ストーブに新たな参入したメーカー『PASECO(パセコ)』を紹介しました。
国内メーカーがしのぎを削るアウトドア用石油ストーブ市場に参戦した韓国メーカー『PASECO』ですが、その最大の利点はコストパフォーマンスとなっています。WKH-3100Gはアルパカの同等モデルに比べて約半額の価格設定となっています。
興味のある方は、PASECO 日本HPをチェックしてみてください。