皆さんは子供の頃虫眼鏡で太陽光を集め、紙を焦がすという理科の実験をしたことがあると思います。近年の猛暑を生む太陽光は、大きなエネルギーを秘めています。
そんな太陽光エネルギーを使用するアウトドアギア「SUNCASE」は2019年7月にこのCAMPLOGでも紹介しています。
今回は、そんな「SUNCASE」がバージョンアップし再びクラウドファンディングにて発売されていますので紹介したいと思います。
「SUNCASE」から進化したギアとは?
「SUNCASE」がクラウドファンディングサイト「Makuake」にて紹介されて約1年たった2020年7月24日に「SUNCASE」の発売の際に得た貴重な意見を活かし進化したギアを発売しました。
その名は「SuncaseGear(サンケースギア)」と言います。
「SuncaseGear」の使い方とその原理
「SUNCASE」の紹介記事でも述べていますが、その進化版である「SuncaseGear」も太陽光を利用した着火装置です。
その着火する原理ですが、太陽光を集めて熱を起こし着火をします。その際虫眼鏡で集光するのは凸レンズの焦点を利用していますが、「SuncaseGear」は反射ミラーからの反射光を焦点に集める方式が採られています。
「SuncaseGear」の特徴
素早く点火
「SuncaseGear」の反射ミラーは、焦点に太陽光を集めるよう設計されており焦点の温度は最高400℃に達しますので素早く着火することができます。
様々なものに着火が可能
「SuncaseGear」の焦点部には伸縮可能な差込口があり、そこに様々な可燃物(木材、茶色の紙、タバコ、線香、木炭など)を装着し着火することが可能です。
エコで環境にやさしい
「SuncaseGear」は、太陽光という自然エネルギーを使用し着火しています。また「SuncaseGear」自体も70%リサイクル素材を使用して製造されておりエコなギアとなっています。重量も約12gと軽量で持ち運びも容易です。
どんな時、どんな場所でも使える
「SuncaseGear」は、耐風性・耐水性を持っていますので海上や湖上などでも使用でき、使う場所を選びません。
またライターケースとしても使用可能で、ライターを収納して置けば、夜や雨の日など日の光が無い場合でも着火が可能です。
「SUNCASE」からの変更点
1. 全7色だったラインナップを5色に絞り、色味もビビットからマットな色味に変更
2. 素材が普通のプラスチックからリサイクル可能なプラスチックへ変更
3. 火起こし口素材がプラスチックからメタル素材に変化し、さらに伸縮性を持たせました。
4. 側面がサングラスと同じ素材に変更し、反射光からの目の負担を抑えています。
「Makuake」での価格は?
「SuncaseGear」は、現在クラウドファンディングサイト「Makuake」での先行販売のみとなっており、定価2,200円のところ約10%オフの1,900円(税込)で販売されています。
また3個セットでは約15%オフの5,600円(税込)、5個セットでは約20%オフの8,800円(税込)、12個セットでは約30%オフの18,400円(税込)にて購入できます。
まとめ
今回は、2019年に当サイトで紹介した「SUNCASE」の進化版「SuncaseGear」を紹介しました。
「SuncaseGear」の最大の利点は着火に何の燃料も使用しないことです。よって災害時にも、ライターやマッチなどの着火道具が無くても着火が可能です。もしものために是非装備しておきたいギアですね。