昭和55年生まれの2人が組んだ岐阜県の地域アウトドアブランド『Number55』が熱い

筆者が知る限り各種メディアでこれほど取り上げられることがあっただろうか感じるほど空前のアウトドアブームの中、先日アウトドア総合メーカーである「snow peak」の株式時価総額が1000億円を突破したというニュースかありました。これは好業績をあげているためで、その他の大手メーカーも好調な業績を上げています。

また、このブームの中ガレージブランドと呼ばれる小規模のアウトドアブランドも続々と生まれ、自らの経験から創意工夫で制作したギアを販売し好評を得ています。

そこで今回は、地域発の新興アウトドアブランドを紹介したいと思います。

地域発の新興アウトドアブランドとは?

今回紹介する地域発の新興アウトドアブランドは『Number55』といいます。

出典:Twitter

ブランドストーリー

『Number55』は、プレスを行うための金型を製作するメーカーである「株式会社和晃精工」とホームページやチラシ制作会社である「株式会社RUNGO(ルンゴ)」という岐阜県大垣市にある両社が共同して作ったブランドです。

出典:和晃精工HP

出典:RUNGO HP

ネーミングの由来は両社の経営者が同じ昭和55年生まれであることと、アウトドアギアを通じてコロナ禍で閉塞した社会を元気にしていく掛け声である「GO GO」という意味も含まれています。

また「和晃精工」にとっては、これまで製造してきた車製造関連の下請けから脱却し自社製品を作っていく挑戦でもあります。

『Number55』のギアラインアップとは?

『Number55』では、プレスメーカーのブランドですので鉄製品がラインアップされています。

鉄板焼鉄シリーズ

バーベキューやキャンプでの調理、家庭でもカセットコンロやIH調理器で焼き肉ができる黒皮鉄板を使用した調理器具です。

フラットな鉄板である「壱ノ垣」、スリットが付いた鉄板「弐ノ垣」、表面にエンボス加工を施した「参ノ垣」の3種類があり、安全に扱うための取っ手付きの物も販売されています。

出典:RUNGO HP

垣天火ENTENKAシリーズ

アウトドアで使える鉄鍋とその蓋にもなり裏返せば調理用鉄板としてもつかえるセットです。

出典:RUNGO HP

ファイヤースタンドBLACK BOX 9

ソロキャンプ用の焚き火台で、鉄板焼鉄シリーズや垣天火ENTENKAシリーズとの互換性も良く、焚き火台以外にも燻製器やストーブの風除けとしてもつかえる便利ギアです。

出典:Makuake

価格と販売方法は?

『Number55』のギアは、RUNGOオンラインショップで販売されています。また「ファイヤースタンドBLACK BOX 9」に関しては現在クラウドファンディングサイト「Makuake」にてプロジェクトが行われており先行発売されています。

各ギアの販売価格は以下の通りです。

  • 鉄板焼鉄 壱ノ垣:4,950円(取っ手なし)6,270円(取っ手付き)
  • 鉄板焼鉄 弐ノ垣:4,950円(取っ手なし)6,270円(取っ手付き)
  • 鉄板焼鉄 参ノ垣:4,950円(取っ手なし)6,270円(取っ手付き)
  • 垣天火ENTENKA:6,050円(鉄鍋単品)、4,950円(鉄板単品)、11,000円(鉄鍋と鉄板のセット)
  • ファイヤースタンドBLACK BOX 9:Makuakeにて先行販売、数量限定で9,900円

(価格は全て税込)

まとめ

今回は、地域発の新興アウトドアブランド『Number55』とそのギアの紹介を行いました。

『Number55』のギアは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」にて大垣市に寄付を行うことによって手に入れることもできます。大手メーカーのギアもいいですが今回紹介したような地域の人々の温もりや思いが伝わるようなブランドのギアも選択肢に入れてみてはどうでしょうか?

興味のある方は、RUNGO HPをチェックしてみてください。