現在、家庭での風呂はガス窯や電気給湯器などが主流ですが、それ以前となると薪風呂という所が多くありました。かく言う筆者も子供の頃、両親の田舎で薪で焚く五右衛門風呂に興味津々で薪をくべたり、底板(「げすいた」とも言います。)がうまく沈まず火傷したりという思い出があります。
そこで今回は、薪風呂が楽しめるキットが発売されましたので紹介したいと思います。
メーカー紹介
今回紹介するギアは、スウェーデンに本社を置く「Hikki(ヒッキ)」が製造販売をしており、日本ではFIRESIDEが販売代理店となっています。
「Hikki(ヒッキ)」は、2009年にデザイナーPer Enoksson氏により設立されており、今回紹介するギア以外にもピザ釜や焚き火台兼グリルなども販売しています。
「Hikki」の日本上陸ギアとは?
2021年6月末に販売開始された「Hikki」の日本上陸ギアは『Bohemen(ボヘメン)』といいます。
製品特徴
『Bohemen(ボヘメン)』は、アウトドアで薪風呂が楽しめるキットとなります。
横長サイズで足を延ばして入浴できる
浴槽サイズは、長さ212×幅92×高さ66cmで湯沸かし用のストーブを入れても大人が足を延ばして入浴できる広さです。最大入浴可能人数は大人2人+子供2人となっています。
湯沸かしはロケットストーブ型水中ボイラーで
湯沸かしのために使うのは、ロケットストーブ型水中ボイラーで薪を燃やして出る熱を確実に水に伝えます。
体が接触する場所はオーク材を使用
薪風呂での失敗談としてよくあるのが、浴槽が熱くなっているのでそこに触れて熱い思いをした、火傷をしたということです。『Bohemen』は、浴槽に直接火が当たるわけではないのでそこまで熱くなるわけではありませんが、体が触れそうな底や背もたれ、縁などの場所には高級材であるオーク材が使用されています。
組立・分解も短時間、運搬も可能
構造自体は簡単な作りとなっていますので、組立・分解は簡単にできます。
また軽トラックやハイエースの荷台にて運搬が可能です。浴槽はアルミ製で軽量ですので大人2人で持ち運びができます。
便利に使うオプションも
湯沸かし時間の短縮や便利に使うためオプションとして、風呂フタや浴槽断熱カバー、フローティング断熱カバーが用意されています。
製品仕様
材質 | 耐塩アルミ、木材(オーク) |
定員 | 大人2人+子供2人 |
外形寸法 | 長さ212×幅92×高さ66cm |
浴槽深さ | 54cm |
水量 | 600ℓ |
重量 | 45 kg(浴槽のみ)、84 kg(総重量) |
加熱時間 | 1.5 h(夏期)、2.5 h(冬期) |
価格と販売方法は?
『Bohemen』は、実店舗ではFIRESIDEが提携する店舗で、ネットでは楽天市場やYahoo!ショッピングの主要オンラインショップにて取り扱いがあります。
FIRESIDEでの価格は、687,500円(税込)+別途梱包手数料5,500円(税込)となります。
まとめ
今回は、薪風呂が楽しめるキット『Bohemen(ボヘメン)』を紹介しました。
自然の中で足を延ばして入浴するというのは、考えただけでも贅沢な時間ですが『Bohemen』を購入すれば実現してしまいます。庭があるお家での自家製露天風呂という楽しみ方もいいかもしれません。
興味のある方は、FIRESIDE HPをチェックしてみてください。