自宅から他人に接触することなく現地まで行くことのできるオートキャンプは、コロナ禍に適したキャンプとして人気ですが、テントを張るスペースのほかに駐車スペースが必要ですし、テントなしの車中泊の場合には寝心地という問題があります。そんな中開発されたのが、車のルーフ上にテントをセッティングするルーフトップテントです。
そこで今回は、最先端のルーフトップテントが登場しましたので紹介したいと思います。
メーカー紹介
今回紹介するギアは、2020年にTed Ko氏にによって設立されたアウトドア用品メーカー「TEDS」から開発・販売されています。
「TEDS」では、Ted Ko氏の過去のキャンプ体験に基づき思い描いた理想のルーフトップテントを第1弾として開発しました。今後もさまざまなアウトドア製品を開発する予定です。
「TEDS」が開発した新ギアとは?
2020年から開発が始まった「TEDS」の新ギアは『TEDPoP』といいます。
製品特徴
『TEDPoP』は、さまざまなアイデアが詰まったルーフトップテントです。
スペース拡張で最大5人収容可能・360°ビュー
これまでいろいろなルーフトップテントがリリースされてきましたが、車のルーフトップという制約上、最大収容人数は3人もしくは4人までというものばかりでした。
しかし『TEDPoP』は、テントの両側に2つの拡張可能なパネルがあり、それを使用すれば5人が寝転がるスペースを確保できます。
また構造上不可能と思われていた全方位360°ビューを実現しました。
その上に「スタービュー」という天井窓も備えており星空の観察も可能です。
出入口は両側2か所から
今までのルーフトップテントは、はしご状の出入り口が片側1か所しかありませんでしたが『TEDPoP』は出入り口が両側2か所に取り付けられています。これによりテントへの出入りで渋滞することはありません。
テント生地にも秘密があり
テント生地素材には、高密度のキャンバス生地が使用され通気性を確保しています。またそれを覆うフライ生地は、完璧な防水性とUVを通さない素材を使用しています。
またテント生活での問題の1つである内外気温差による結露を防止するために断熱独立気泡構造を採用し、大幅に抑えることに成功しました。
設営も簡単、コンパクトに収納
設営は、カバーを一定の高さに上げるだけです。それに連動してハードシェルが自動的に開き、両側の延長パネルが連続して開きます。
また収納は他のルーフトップテントに比べてコンパクトに収まっています。
価格と販売予定は?
『TEDPoP』は、海外クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にてプロジェクトが行われ691人の支援者により537,780ドルをを集め大成功を収めました。現在は一般発売に向け準備中です。
参考ですがプロジェクト時の一般販売予定価格は4,190ドルと設定されていました。
まとめ
今回は、最先端のルーフトップテント『TEDPoP』を紹介しました。
本ギアは海外クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて先行購入された方からのフィードバックを受け、さらに改良されるかもしれません。一般発売や日本での発売を楽しみに待ちましょう。
興味のある方は、海外クラウドファンディングサイト「Kickstarter」をチェックしてみて下さい。