「Coleman(コールマン)」と言えば、米国カンザス州ウイチタにて1901年に創業し、2021年の今年120周年を迎える老舗アウトドアブランドです。当サイトでも過去さまざまなギアを紹介させてもらっています。
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今回は、そんなコールマンが立ち上げた新たなプロジェクトを紹介したいと思います。
「コールマン」の新プロジェクトとは?
2021年5月23日にColeman Japan (コールマンジャパン)Facebookページにて発表された新プロジェクトとは『MFYR』といいます。
『MFYR』とは?
コールマンが立ち上げた新たなプロジェクト『MFYR』は「MOVEMENT FOR YOUR RIGHT」の略で日本語に直すと「あなたの権利のための活動」となります。現在国連において提唱されている「SDGs」という目標の中でも謳われているサスティナブル(持続可能)な世界を目指しています。
具体的には、一度は「ゴミ」とされたものを今まで通りの廃棄ではなく再利用を行い価値ある製品に蘇らせようというプロジェクトとなります。このことにより自社製品の廃棄削減に取り組んでいます。
『MFYR』の取り組み
『MFYR』の取り組みは、消費者である私たちも参加してこそ成り立ちます。コールマンの製品を廃棄となった場合、それをただ単に廃棄するのではなくコールマンが回収を行い、仕分けによって修理できるものは再生しアウトレットショップで再販売、再生が難しい場合は、使用可能なパーツはリペアパーツとして活用したり、金属やプラスチックは原料としてリサイクルへ。最終的に廃棄するしかない部分を本プロジェクトの素材として活用していきます。
プロジェクトの新製品については、さまざまなるクリエイター・デザイナーがアイデアを出し「価値ある製品」へ生まれ変わらせ再び消費者が購入するという循環が生まれます。
『MFYR』の新製品とは?
『MFYR』から生まれたギアの第1弾として廃棄テントから作られた7タイプのバッグが発売される予定です。
MFYR トート
廃棄テントの生地から生まれたショルダー付きトートバッグとなります。よって使われる素材によってデザインが変わります。
MFYR サコッシュ
廃棄テントの生地から生まれたサコッシュとなります。よって使われる素材によってデザインが変わります。
MFYR バケツトート
廃棄テントの生地から生まれた容量が約61Lあるバケツ型トートとなります。よって使われる素材によってデザインが変わります。
MFYR トラベルケースM
廃棄テントの生地から生まれた容量が約14Lあるトラベルケースとなります。よって使われる素材によってデザインが変わります。
MFYR トラベルケースS
廃棄テントの生地から生まれた容量が約9Lあるトラベルケースとなります。よって使われる素材によってデザインが変わります。
MFYR ビッグトート
廃棄テントの生地から生まれた容量が約86Lあるビッグサイズトートバッグとなります。よって使われる素材によってデザインが変わります。
MFYR ランドリーバッグ
廃棄テントの生地から生まれた容量が約64Lあるランドリーバッグとなります。よって使われる素材によってデザインが変わります。
価格と販売方法は?
『MFYR』から生まれたギアの第1弾である7タイプのバッグは、Coleman Official Online Shopにて2021年秋に販売予定です。
販売予定価格は以下の通りです。
- MFYR トート:4,500円(税込)
- MFYR サコッシュ:4,200円(税込)
- MFYR バケツトート:5,300円(税込)
- MFYR トラベルケースM:3,300円(税込)
- MFYR トラベルケースS:3,100円(税込)
- MFYR ビッグトート:5,000円(税込)
- MFYR ランドリーバッグ:6,100円(税込)
まとめ
コールマンが立ち上げた新たなプロジェクト『MFYR』を紹介しました。
大量生産・大量消費が当たり前となった世の中で、今回紹介した循環型社会を目指した『MFYR』というプロジェクトは意義あるものだと思います。かつて日本人は物が少なかった時代には、余り物を捨てることはなく使えるものは修理したりサイズを変えたりして再利用していました。そんな古き良き時代にあなたも立ち戻ってみませんか?
興味のある方は、Coleman HPをチェックしてみて下さい。