時代劇を見ていると人々の夜の闇に明かりを与えていたのは行灯という道具でした。また祭礼にて使われるのは提灯という道具でした。これらは菜種油などによって灯りを灯しており、和紙を透した炎の揺らめきは情緒があります。しかし火を使うために安全性において絶対とは言い切れません。そのため最近誕生したのがLEDによる灯りです。この灯りは安全性も高く長寿命で広く使われています。
そこで提灯とLEDの良いところを合わせたランタンがクラウドファンディングに登場しましたので紹介したいと思います。
開発経緯
今回紹介する製品を開発したのは、ガレージアウトドアブランド「hokage 灯影(ほかげ)」です。
「hokage 灯影(ほかげ)」は、東日本大震災の被災地である仙台に本拠を持ちます。震災から10年近く経過した現在「みんなの気持ちに小さな灯りを、届けられる製品を作りたい。」という思いから開発しました。
「hokage 灯影(ほかげ)」ブランドの第一弾製品とは?
今回紹介する「hokage 灯影(ほかげ)」ブランドの第一弾製品は、ブランド名を冠した「hokage」と言います。
製品特徴
「hokage」は、「提灯」と「LEDランタン」の良いところ取りをした製品です。
LEDライトなのに炎の揺らぎを再現
「hokage」に使われているLEDライトでは1/fの理論に基づいた自然でランダムな「ゆらぎプログラム」を採用しており、まるで行灯や提灯の自然な灯りを再現しています。これによりアウトドアはもちろんインドアでのくつろぎタイムを演出します。
出典:Makuake
出典:Makuake
クラシックな「つまみ」で調光ができる
「hokage」の下部には金属製のつまみが付いており揺らぎの強弱と常灯の調光を行えます。
灯り部分は折り畳めて交換可能
「hokage」の灯り部分はリフィルと呼ばれ、素材は防水透湿素材を採用しており塗料として伝統的な防虫・防水性能のある柿渋を採用しています。また美しいプリーツ(ジャバラ)構造で折りたためコンパクトに収納できます。またこのリフィルは交換可能です。
出典:Makuake
初回リリース時には「グラデーション」「hokageロゴ」「雲フラージュ」3種類のリフィルが用意されており、今後も様々なリフィルを展開予定です。
本体部分は天然無垢材を採用
「hokage」の本体部分は天然無垢材である「ブラックウォールナット」と「ハードメイプル」を採用しています。
取っ手も取り外し可能
取っ手には丈夫な「クライミングロープ」を採用しており、底面にも取り付け可能でひっくり返して使うこともできます。
製品仕様
収納時:タテ約14.5cm×ヨコ約14cm×高さ約7cm
展開時:高さ約28cm
単三乾電池3本使用
常灯モードで約200ルーメン程度の明るさ
ゆらぎモード「強」で5~8時間程度点灯
価格と販売方法は?
「hokage」は、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行発売されています。
価格は、本体1点とリフィル3種類のセットで一般販売予定価格21,450円(税込)のところ数量限定で20%オフの17,160円(税込)となっています。
購入後の配送は2021年4月末までを予定しています。
まとめ
今回は提灯とLEDの良いところを合わせた「hokage」を紹介しました。
「hokage」の炎に似た揺らぎの灯りは人々の心の癒しやリラックスを与えることが期待されます。キャンプなどのアウトドアだけでなくインドアでの照明としても使ってもらいたい製品です。
興味のある方はクラウドファンディングサイト「Makuake」をチェックしてみて下さい。