パップテントは、ソロキャンパーに人気なテントのひとつです。コンパクトで手軽な反面、天井の低さからテント下ではどうしても地べたスタイルが多くなります。座りごこちや作業のしやすさという点からは、地べたよりもチェアを使用するほうが望ましいのですが、これまでの天井が低いパップテントではなかなか困難でした。
そこで本記事では、FUTURE FOXから新発売されているパップテント「FF-TC1」を紹介します。高く広い前室を備えた、チェア使用が可能なパップテントなので、テントを選ぶ際の参考にしてみてください。
出典:YouTubeパップテント「FF-TC1」の特徴
「FF-TC1」は従来のパップテントにあまり見られなかった機能を、数多く備えています。
高く広い前室
もともと軍幕であるパップテントは前室がせまく、地べたスタイルが一般的でした。
しかし、「FF-TC1」は前室部分を広く設計してチェアの使用が可能になりました。画像の男性モデルは身長175cmですが、頭上に十分なスペースを確保しています。
開口部ポールの高さは150cmで、一般的なパップテントと比較すると前室のゆとりある空間が確認できます。
前室側面部の布も大きくなっていて、プライベート空間の確保に役立つほか、さまざまなスタイルアレンジが可能になっています。
こちらは前室片側サイドをオープンにしたスタイル。
フルクローズドのスタイル。
防水性の高いスカート
冬季の使用を想定してTC素材のスカートを装備。風や冷気の侵入を防ぎ、スカートの上に落ち葉などをのせることでテント内の保温性をあげることができます。
地面と接することになるスカート部分には、210T PU3000mmの防水加工が施されています。
トグルで固定して、収納することも可能です。
通気用の網戸
暑い季節の通気性を確保するために、テント裏面に網戸が設置されています。幅50cmで高さが30cm。
クローズ時は、全面がマジックテープで隙間ができません。
メッシュのインナーテントが標準装備
虫よけとなるメッシュのインナーテントが付属します。
底面サイズが90cm×190cmで、ローコットがスッポリと入ります。
一般的なパップテントのメリットを堅持
「FF-TC1」は耐火性、撥水性といった従来のパップテントの特徴もしっかりと備えています。
火の粉に強い
テントの生地であるTC素材はコットンとポリエステルの混合で不燃性です。火の粉に強いので、テントのそばで焚き火ができます。
ただし、完全に燃えないわけではないので、テント内での焚き火は推奨されていません。
高い撥水性
生地全体をドイツ製のC6撥水剤で2重にコーティングすることで、雨や夜露による浸水をシャットアウトします。
薪ストーブ用煙突穴
煙突穴用の窓があり、テント内で薪ストーブの使用が可能です。
煙突穴の直径は130mmで、煙突プロテクターの推奨サイズはφ120mmです。窓部分の布は難燃コーティングされています。
収納サイズ
付属品を含めた総重量は約6.7kgです。
ポール、ペグ、ロープといったテント設置に必要な用具はすべて付属。
余裕をもって作られた収納バッグは、すべてのギアをストレスなく詰め込み、コンプレッション機能でコンパクトな持ち運びを実現しています。
まとめ
広い前室をはじめ、数々の機能を備えたFUTURE FOXの新作パップテント「FF-TC1」を紹介しました。
2021年11月19日正午より、FUTURE FOX公式オンラインストアにて先行販売中です。
販売価格は29,800円ですが、先行販売特典として、先着200名が20%OFFの23,840円で購入可能です。
興味のある方はお早めにFUTURE FOX公式オンラインストアをチェックしてみてください。