地球と言う惑星に人類も含めた生物が繁栄しているのは、様々な要因がありますが太陽と言う存在が不可欠と言っていいでしょう。太陽は熱と光を地球に与え続け、夜間の灯が発達していなかった昔は、日の出とともに起床し日の入りと共に就寝するという生活をしていました。
現代では、太陽光をエネルギーとしてとらえ、水を温水に変えたりソーラーパネルによる太陽光発電と活用されています。
そこで今回は、太陽光を利用したギアがクラウドファンディングに登場しましたので紹介したいと思います。
メーカー紹介
今回紹介した製品を考え出したのは、オランダ人であるMarjan van Aubel(マージャン・ヴァン・オーベル)というソーラーデザイナーで「Marjan van Aubel Studio」から発売されています。
Marjan van Aubelは、今までにソーラー技術とデザインの融合を行ってきており、彼女の作品は、ニューヨークのMoMA、Vitra Design Museum、V&ALondonに展示されています。
またWallPaper Design Award、WIRED Innovation Award、London DesignMedalなどの賞を受賞しています。
Marjan van Aubelの新たなギアとは?
クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて9万ユーロもの資金調達に成功したMarjan van Aubelが作成した新たなギアは『Sunne』と名付けられています。
製品特徴
『Sunne』は、室内の窓際に取り付けるソーラーライトとなっています。
昼間は充電・夜間は発光
『Sunne』の裏面は、ソーラーパネルになっており日中は太陽光によって充電を行います。そして夜間になると内蔵バッテリーに蓄えられた電力をつかってライトを発光させます。
発光色は3種類
発光色は、日の出をイメージした「sunne rise」、日中の太陽光のような「sunne light」、夕焼けのような「sunne set」の3種類設定されています。
モダンなデザイン
『Sunne』は2本の鋼線で吊り下げられ、細長く曲線を配したデザインは室内インテリアとしても十分なデザインとなっています。
アプリで操作できる
ライトのオンオフは、本体上部にあるスイッチの他AndroidとiOS向けのネイティブアプリによってスマートフォンにて操作することが可能です。またライトの設定(サンネライズ、サンネライト、サンネセット)を変更したり、ライト明度を調節することも可能です。
製品仕様
全体寸法 | 155 x 850 x 40mm |
重量 | 2700グラム |
材質 | アルマイト、オパールアクリル、SunPower太陽電池、電子ボード、リチウムイオン電池、スチールケーブル。 |
バッテリー寿命 | 14時間 |
ライトスペック | LED RGBW |
価格と販売方法は?
『Sunne』は、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて先行発売されています。
価格は、750ユーロとなっており、日本への配送の際に別途62ユーロが必要です。
なおクラウドファンディングという性質上、購入後の製品のお届けは2021年8月以降となります。
まとめ
今回は、太陽光を利用したギア『Sunne』を紹介しました。
本商品はキャンプのようなアウトドアにて使用できるギアではありませんが、自然エネルギーを有効利用しているということで紹介させていただきました。あえていうならばグランピング施設のインテリアや、今はやっている「家キャンプ」の照明に使えると思います。
興味のある方は、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」をチェックしてみて下さい。