46億年の歴史がある地球、そのうち人類が存在したのが「猿人」と呼ばれる頃から考えても高々400万年前と言われています。そして19世紀に起こった産業革命によって人類の生活は豊かになりましたがそれに反比例するように地球環境の破壊は進んでいます。
この流れを止めようと最近では「サスティナブル(持続可能な)」という言葉が提唱され、行動をしている人々や企業がたくさんあります。
そこで今回はアウトドアレジャーにて「サスティナブル」を実践するギアを紹介したいと思います。
メーカー紹介
今回紹介する製品は、創業80年の寝具メーカーである「イシケン株式会社」が製造販売しています。
後述しますが「イシケン株式会社」では人工羽毛をクラボウと共同開発しており、2019年にはクラウドファンディングサイト「Makuake」にて掛布団と枕を枕を先行発売し大成功を収め、現在では一般発売されています。
「イシケン株式会社」の新製品とは?
「イシケン株式会社」が2021年2月10日から「Makuake」にて始めたプロジェクトの製品は『RELIEVER SCHLAF(レリーバー™シュラフ)』です。
製品特徴
『レリーバー™シュラフ』は、アウトドアでも普段と変わらない眠りを目指して構想から5年かかり開発した製品でやすらぎ、くつろぎ、安心の意味であるRELIEVE(レリーブ)から名付けられました。
サスティナブルな素材「AirFlake®️」を中綿に使用
最大の特徴は、前述した人工羽毛「AirFlake®️」を中綿に使用していることです。
「AirFlake®️」は最高級羽毛である「アイダーダウン」の形状や特徴を分析し、生態模倣(バイオミメティクス)した人工羽毛で、保温性・ボリュームに優れた素材です。
『レリーバー™シュラフ』には高級ダウンジャケット3~4枚分の「AirFlake®️」を使用し軽量なのに今までの寝袋にはないボリュームを実現しています。
ボリュームがあるおかげで、睡眠時のクッション性と確かな保温力が確保されています。
特に保温力は高級羽毛に匹敵し、春・夏・秋のスリーシーズンの使用が可能となっています。
使い勝手を考え抜いた機能性
使い手のことを考えた便利な機能性が様々あります。
簡易枕袋と多機能ポケット
首元にはタオルなどを入れて使う枕用ポケットが完備されています。
胸元には小物を保管しておくためのポケットも用意されています。
2つのシュラフが連結可能
2つをつなげてダブルサイズのシュラフとなります。カップルや親子での使用も楽しめます。また面積が広くなるためテントの中で常時敷いておくマット代わりとしても使えます。
ダブルチャックで足だけ出せる
足側にもチャックがあるため足だけを出せ、寒いときの全身ダウンジャケットのような使い方もできます。
収納すればクッションに
このシュラフは余りにもボリュームがあるために専用の収納袋もゆったり作っています。そのため収納するとまるで家のリビングにあるようなクッションのような形状になります。
キャンプに出掛けないときはクッションとしても使えます。
形状はいいとこ取りのブーツ型
寝袋の形状には、密着感があり安心なマミー型とゆとりのある封筒型がありますが、『レリーバー™シュラフ』はその両方のいい所を取った「ブーツ型」を採用しています。
お手入れも簡単
人工羽毛「AirFlake®️」を使用しているため動物羽毛のように洗濯に気を使う必要がなく洗濯機での丸洗いが可能です。また中綿の片よりも外側への吹き出しもありません。
カラーは2種類
カラーバリエーションは、インディゴネイビーとパールグレーの2色となっています。
製品仕様
サイズ | 約幅85cm × 長さ190 cm 広げた状態:約幅170cm × 長さ190 cm |
生地 | ナイロン100%(超軽量・撥水加工) |
付属生地 | ポリエステル100%(ピーチスキン加工) |
中綿 | ポリエステル100% (サステナブル・エアーフレイク®0.5㎏) |
収納サイズ | 43×73㎝ |
収納袋生地 | ナイロン100%(超軽量・撥水加工) |
重量 | 約1.2㎏ |
睡眠時対応可能温度 | 8℃ ~3.2℃ |
睡眠時対応期間 | 3月~11月(3シーズン) |
価格と販売方法は?
『レリーバー™シュラフ』は、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行発売されています。
価格は、希望小売価格29,800円(税込)から数量限定で10%オフの26,800円(税込)となっています。
なおクラウドファンディングという性質上、購入後の製品のお届けは2021年6月末までとなります。
まとめ
今回は、アウトドアレジャーにて「サスティナブル」を実践するギア『RELIEVER SCHLAF(レリーバー™シュラフ)』を紹介しました。
人類が豊かに生きていくために地球環境に負荷をかけてきたことは紛れもない事実です。それを転換するには一人一人の考え方の転換しかないと思います。皆さんも「サスティナブル」を実践してみませんか?
本製品に興味のある方は、クラウドファンディングサイト「Makuake」をチェックしてみて下さい。