暗くなると照り返す炎、薪が「パチッ」とはぜる音、程よく発する熱がキャンパーを魅了する焚き火ですが、火を使っているため安全性に気をつけなければなりません。特に薪を触ったりするときや、はぜた際に起きる火の粉は周りに燃えやすいものがあれば延焼する可能性があり、着衣などの穴あきにも注意が必要です。
そこで今回は、焚き火の火の粉に強いキャンプギアがクラウドファンディングサイトにて先行発売されていますので紹介したいと思います。
焚き火の火の粉に強いキャンプギアとは?
今回紹介するのは、2022年9月30日からクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にてプロジェクトがおこなわれている『ENJIN TARP』というギアです。
火の粉をものともしない抜群の耐火性
一般的にタープというギアはキャンプで便利に使用できますが、ファブリックによっては火に弱いという特性がありますので焚き火との相性は良くありませんでした。
しかし『ENJIN TARP』は、自然と炎を身近に感じたいキャンパーの思いに応え強力な難燃性を備えたタープとなっています。下の画像のような過激な耐火実験でもダメージがほとんどありません。しかも難燃性加工が、出来上がったタープ生地にではなく織る前の糸に施しているので洗ってもなかなか性能が落ちません。
耐火実験結果画像です。(左がENJIN TARP、右が自社サンプル品ナイロン製タープ)
なお耐火性があるといっても燃えないわけではありませんので実際に使用する場合、焚き火からは2m程離してください。
通常のタープ性能もしっかりあります
タープの本来の目的は、日差しからの遮光と雨天時の防水にあります。
『ENJIN TARP』は難燃性だけでなく厚みのあるしっかりした生地で夏の日差しでもしっかり遮光でき、耐水圧約3000㎜で撥水加工も施されているため急な雨にもしっかり対応できます。
さまざまな張り方で使える
タープはアウトドアレジャーの際の日よけだけでなく、タープをテント代わりにするタープ泊やバイクキャンプの際のバイク置き場など使い方がさまざまあります。使用方法に対応するように張り方も「ステルス張り」「ダイヤモンド張り」などさまざまあり自由に設営できます。
収納時は軽量・コンパクト
ファブリックに「コットン×モダクリル」というアクリル系合成繊維を採用しており重量は通常の同サイズタープより軽量の約2.7kgを実現しています。
また収納時は持ち運びが容易なコンパクトにまとまります。
製品仕様
サイズ | 3.5m×3.5m正方形スクエアタイプ |
スタッキングサイズ | W190㎜×H450㎜×D190㎜ |
重量 | 2.7kg |
素材 | 難燃広巾 合成繊維(比率:コットン65%モダクリル繊維35%) ハトメ8カ所/ループ16か所/天井ループ3か所 |
カラー | グレー |
他付属品 | 収納袋 (W190㎜×H450㎜×D190㎜) パラコード(カラー:ブラック 長さ:4m×2本) |
『ENJIN TARP』を手に入れるには?
『ENJIN TARP』は、プロジェクトがおこなわれているクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」において2022年11月30日までの期間限定で一般販売予定価格59,800円(税込)から割引された先行販売価格で数量限定発売されています。
なお、クラウドファンディングという性質上購入後の製品のお届けは2023年1月中旬以降となります。
まとめ
今回は、焚き火の火の粉に強いキャンプギア『ENJIN TARP』を紹介しました。
本ギアを製造販売しているのは、2021年に出来たばかりの「onegear」というアウトドアブランドです。「たくましく、永く使って頂けるほんとうに良いギアを。」をコンセプトにサステナビリティも意識したキャンプギアを販売しています。今後注目していきたいですね。
本ギアに興味がある方は、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」をチェックしてみてください。