電気を貯めておける「充電池」は、鉛蓄電池として1859年にフランス人のガストン・プランテにより発明されました。この鉛蓄電池は今でも自動車のバッテリーとして使用されていますが、小型を目指してニカド電池やニッケル水素電池と開発が進み、携帯電気機器が進化した現在、省スペースで大容量のリチウムイオン電池が主流で使われています。
そこで今回は、あの世界的企業から大容量のポータブル電源がクラウドファンディングにて販売されていますので紹介したいと思います。
メーカー紹介
今回紹介する製品は、あの世界的企業「PHILIPS」からリリースされています。
「PHILIPS」といえばヘルスケア製品・医療関連機器を中心とする電気機器関連機器メーカーでオランダのアムステルダムに本拠を置く多国籍企業です。
「PHILIPS」から発売されるポータブル電源とは?
今回「PHILIPS」から発売されるポータブル電源は『DLP-8092C』といいます。
製品特徴
旧モデルから2.5倍の大容量
「PHILIPS」では、2019年4月にポータブル電源「DLP-8088NC」を発売しており、その当時の容量は128000mAhでした。今回発売の『DLP-8092C』は前モデルの2.5倍以上の324000mAhという大容量を誇っています。
12口の同時出力が可能・ACコンセントも3つに増設
出力は、ACポートが3つ、USBポート(Type-C×2、Type-A×4)が6つ、さらにDCポートが2つとシガーソケットも搭載しています。ACコンセントについては合計最大1000Wの出力が可能で、その他のポートも合わせ12端末同時に給電が可能です。
『DLP-8092C』が出力する電力の波形は、安価な製品で使われている疑似正弦波と違い純正の正弦波となっているため、どんな電化製品にも安定した電力を供給します。
USB Type-Cポートについては、PD100W急速充電対応となっていますのでiPhone12なら50%充電するのにわずか30分などスマホやタブレットなどの充電時間を大幅に短縮できます。
4種類の充電方法
充電方法は、電源アダプター・車のシガーソケット・ソーラーパネル・Type-Cポートの4種類が選択でき、シガーソケットでの充電で約12-16時間、電源アダプターでは約10-12時間(出力220Vの場合)、ソーラーパネル(別売り)を使用の場合は約15時間で充電が完了します。
簡単な操作性
ポートや操作パネル・表示ディスプレイは全て前面に集中しており、簡単に操作ができます。
出力ポートAC/USB/DCには、それぞれスイッチがあり、未使用ポートについてはオフにしておくことができ安全です。
多くの機器を使用して急速に充電量が減ったとしても、充電しながら給電もできるパススルー機能が搭載されているため本体を充電しながら使いたい機器を使用することができます。
重量をカットして持ち運びやすく
充電容量が多くなれば、その分だけ重くなるのがポータブル電源の宿命ですが『DLP-8092C』は高エネルギー密度のセルを採用しているので、本来より重さ10%カットしており2Lペットボトル約5本分の重量となっています。
製品仕様
価格と販売方法は?
『DLP-8092C』は、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行発売されています。
価格は、一般販売予定価格119,880円(税込)のところ17%オフの99,880円(税込)となっています。
またオプションとして充電用のソーラーパネルも19,800円(税込)で販売しています。
なおクラウドファンディングという性質上、製品を購入後のお届けは2021年4月末までとなっています。
まとめ
今回は、世界的企業「PHILIPS」の大容量ポータブル電源『DLP-8092C』を紹介しました。
大容量ポータブル電源ともなると、使用シーンはキャンプ・車中泊・災害時・作業現場と広がります。充電池のウイークポイントである電池寿命も1000回以上の充電可能と改善しており、長期間豊かなレジャーや暮らしの手助けになること請け合いです。
興味のある方はクラウドファンディングサイト「Makuake」をチェックしてみて下さい。