アウトドアにて冷たい飲み物は冷たいまま、温かい飲み物も温かいままで飲みたいというのは誰しも思うことであると思います。それを実現するために日本の明治時代にドイツで発明されたのがガラス壁の2重構造の間に断熱性を持つ真空を封入した容器で、その当時ギリシア語で「熱」を意味する「テルモス」という名で商品化されました。その後日本へも伝わりその性能に驚き「『魔法』瓶」と名付けて使用されてきました。
戦後も長らく「魔法瓶」が普及していましたが1978年に現在のTHERMOSであるガラスをステンレス製に変えたステンレスボトルが発明され現在も広く普及しています。
そこで今回は、ステンレスボトルがさらに進化したギアが先行発売されていますので紹介したいと思います。
ステンレスボトルの進化形ギアとは?
今回紹介するのは、2022年3月4日からクラウドファンディングサイト「Makuake」にてプロジェクトが行われている『DISRUPTIVE DRINKWARE』というギアです。
さらに進化を果たしたステンレスボトル
『DISRUPTIVE DRINKWARE』の最大の特徴は、その保冷・保温力にあります。通常のステンレスボトルを上回る保冷25時間、保温13時間という性能の秘密は今までのステンレス真空2重構造からさらに銅コーティングをした3重構造にあります。
タフに使えるボディ
今までのステンレスボトルではちょっとした落下でボディがへこんでしまうというような事がありました。これは軽量化を求めるあまりステンレスを薄くすることによって強度が低下することが原因となっています。そこで『DISRUPTIVE DRINKWARE』では、タフな環境でもキレイに使える構造となっています。
1つ目はステンレスの最も外側が0.7mmの極厚になっていることです。これにより強度が確保され落下でも変形しにくくなっています。またスクエア型のボディ形状ですので落下の際に転がることもありません。
2つ目は、ボディ表面がパウダーコーティングされていることです。このことにより擦り傷に強くなっています。
3つ目は、底面にシリコンゴムが貼り付けられていることです。これにより置くときの衝撃軽減や遮音性、そして滑り止めの役割も果たします。
使い勝手を高める機能も満載
特徴的な2つの性能以外にも、快適に使える機能が多くあります。
1つ目は飲み口がプッシュ型で簡単に開閉できることです。このことによりふたを開けなくてもボタン一つですぐに飲むことができます。
2つ目は持ち運びに適したハンドルが付いていることです。
3つ目はロックアイスでも入れることのできる5.8cmの大口径であることです。
製品仕様
『DISRUPTIVE DRINKWARE』は容量が0.74ℓと1ℓの2タイプが用意されています。
容量 | 0.74ℓ(25oz) | 1ℓ(34oz) |
横幅 | 約8.1cm(ハンドルを除く) | 約8.6cm(ハンドルを除く) |
奥行 | 約8.1cm | 約8.6cm |
高さ | 約25.1cm | 約26.1cm |
口径 | 約5.8cm | 約5.8cm |
重量 | 約587g | 約674g |
保冷力(6時間) | 6℃ | 5℃ |
保温力(6時間) | 78℃ | 77℃ |
カラー
『DISRUPTIVE DRINKWARE』を手に入れるには?
『DISRUPTIVE DRINKWARE』はプロジェクトが行われているクラウドファンディングサイト「Makuake」にて2020年3月30日までの期間限定で先行発売されています。
なお、クラウドファンディングという性質上購入後の製品のお届けは2022年6月末までとなっています。
まとめ
今回は、ステンレスボトルがさらに進化したギア『DISRUPTIVE DRINKWARE』を紹介しました。
クラウドファンディングサイトにて先行発売されるギアは、先行発売後に一般発売を行うのが普通なのですが、今回紹介した『DISRUPTIVE DRINKWARE』はアメリカ・ロサンゼルスのメーカーの製品で今後の日本での一般発売は今のところ予定していないようですので、気に入った方はお早めにご購入されることをお勧めします。
本ギアに興味のある方は、クラウドファンディングサイト「Makuake」をチェックしてみてください。