キャンプにおける焚き火は、揺れる炎を眺めることによって癒しの時間を過ごすことができますが、本来の使い方はキャンプでの暖房器具であり、調理の際の熱源という実用的な理由で行うものです。しかし炎の魅力に取りつかれてしまうと、より炎を美しく見せる焚き火台が欲しくなるものです。
そこで今回は、美しさやデザインを追求したギアを作り出すブランドを紹介したいと思います。
美しさやデザインを追求したギアを作り出すアウトドアブランドとは?
今回紹介するのは、2022年3月1日より始動したブランド『sight(サイト)』です。
大阪の金属加工工場から生まれたブランド
『sight』を運営するのは、1978年から大阪府大阪市生野区にて金型設計や板金部品を制作する「村中金属」という会社となります。
ブランドコンセプト
『sight』は、今まで機能性とコストだけを至上命題として製品生産を行ってきた「村中金属」さんが、その考え方を脱却した製品を作ろうと考え立ち上げたブランドです。
ブランドコンセプトは「Designed Life Product」とし機能や性能といった従来重要視されてきた事のために犠牲になっていた「デザイン性」や「美しさ」を前面に打ち出し「デザインのためなら機能性はいらない」という考え方の元、“あなたの日常の体験をより良いものへと変えられるように”という製品をアウトプットしています。
出典:sight(サイト)
ギアラインアップ
現在『sight』から販売されているのは「DBS」という焚き火台です。
御覧の通り特殊加工によって色の付けにくいステンレスを黒色に仕上げ、円形の穴をあけたプレート状にして等間隔に5枚重ねたフォルムです。現代アートのようなデザイン性をもっており焚き火をした際に炎を引き立てます。焚き火台としても隙間が多いので燃焼効率が高く、底部のアッシュトレイも取り外し可能なので灰の処理も楽にできます。
製品仕様
素材 | ブラックステンレス |
組立サイズ | 450 x 450 x 278mm |
梱包サイズ | 460 x 460 x 60mm |
重量 | プロダクト 約8kg/ケース 約4.7kg/総重量 約12.7kg |
セット内容 | ベースプレート、トッププレート、プレートx3、アッシュトレイ、 シャフト1x4、シャフト2x4、カラーx17(予備1個含む)、 ボルトx5(予備1個含む)、レンチ、本体ケース、部材ケース、 エディションナンバー製品証明プレート、グローブ |
販売価格 | 128,000円(配送料込)sight HPにて販売中 |
また「DBS」にフォルムがそっくりのコーヒードリッパースタンドが今後の販売予定ギアとして準備がされています。
まとめ
今回は、美しさやデザインを追求したギアを作り出すブランド『sight(サイト)』を紹介しました。
機能性や使いやすさを売りにしたギアを作るブランドがほとんどの中「美」に特化した製品を作り出す『sight』は特別な存在だと言えます。それを証明するように奈良にあるホテルのペントハウススイートの調度品として採用されています。
興味のある方は、sight HPをチェックしてみてください。