アウトドアでキャンプやバーベキューをするときにテントやターフの設営には『ペグ』を使います。日本語でいうところの杭打ちです。
しかし、このペグ打ちですがキャンプ初心者だけでなく、気を抜くと熟練者も失敗してしまうことがあります。
具体的には「変な角度から打ってしまいペグが曲がる」「まっすぐ打ち込んだつもりなのにまっすぐ入らない」「スチール製は強いけど重たくて、プラスチック製は軽いけど折れてしまう」と言った体験のある方を対象とした商品が発売されました。
アルミカイダスト製のアルミペグ
株式会社共和鋳造所から発売されたアルミカイダスト製のペグ
通称『アルペグ』を紹介します。
株式会社 共和製作所とは
株式会社共和製作所は1943年に誕生したアルミニウムの加工メーカーで主にアルミニウムの鋳造品を長年に渡り製作してきました。
そのため、アルミニウム合金の製作には自信があります。
アルミカイダストとは
アルミニウムの合金で金型内に圧入し、特殊技術で作られた鋳造品です。純アルミに比べて強度等が高く、見た目も綺麗で正確な寸法で作ることができます。また、多種多少な型を作ることができて大量生産が可能です。
アルミカイダスト製の『アルペグの特徴』
耐久力がある
アルミニウムの合金のため、耐久度は高くよく折れるプラスティック製のペグと比べると強度はかなり高いです。
地面にしっかり打ち込める
アルミカイダストのためガンガン打ち込めます。
また、表面積を大きくとることで地面にしっかりと刺さり、固定力に優れています。
軽量で持ち運びしやすい
従来のスチール製のペグは頑丈で強度に優れています。しかし、ペグが重たいため携帯製に優れず女性や子供が運ぶには苦戦を強いられました。軽量なプラスティックのペグは強度が低く耐久性がないため繰り返しの使用やしっかりと打ち込まなければ折れてしまいます。
しかし、アルペグはアルミニウム合金のため、重量はスチールの約30%とかなり軽量化されており、かなり軽くそしてプラスティックでカバーできなかった耐久性も備えています。
まとめ
今回は「折れにくい」「軽い」「しっかりと刺さる」を備えたキャンパーの問題を解決してくれるペグを紹介しました。
ペグは消耗品と考えるのではなく、何度も使えるを意識して「使えるペグ」を買ってみるのもひとつだと思います。
なお、本製品はクラウドファンディングでの製作となっていましたが、目標額に達成しました(2020.9.26時点)。
■Makuakeでアルペグをみる
■共和鋳造所ホームページ:http://www.kyowa-casting.co.jp