-196℃でも耐えることができる、エアロゲル技術を使用した軽くて暖かいジャケット:Kistler

Supield社(アメリカ合衆国カリフォルニア州)が、NASAの宇宙服にも採用されている断熱素材”エアロゲル”を使用したジャケットのクラウドファンディングをKICKSTARTERにて実施中です。

ファンディングゴールは2019年1月23日

軽くて薄いのにも関わらず、なんと-195℃の環境に耐えうることのできるジャケットです。

断熱素材”エアロゲル”を使用

実はこのジャケット、クラウドファンディング開始からわずか3日間で目標金額を達成したプロジェクトです。

エアロゲル断熱材を使用した、薄くて・軽くて・暖かいジャケットの『Kistler』とはどういったものなのか紹介します!

<Kistler 4つのポイント>

  1. NASAでも利用されている断熱素材”エアロゲル”を使用したジャケット
  2. -196℃の環境にも耐えることができる
  3. 通気性と防水性
  4. 使用シーンに合わせた4つの商品展開
  5. 内部温度がわかる温度計

1. NASAでも利用されている断熱素材”エアロゲル”を使用したジャケット

エアロゲルはNASAの宇宙服にも採用されている、軽量・耐久性・柔軟性のある素材です。

ですが、様々な問題があり、日常の衣服にはあまり適していませんでした。

Supield開発チームは、数年にわたる研究の結果、ultra-thin 3D mesh composite of aerogel(超薄型3Dメッシュ複合エアロゲル)を開発しました。
この素材をジャケットの外層と内層の間に配置することにより、軽量で柔らかい状態を保ちながら断熱が実現しました。

2. -196℃の環境にも耐えることができる

ジャケットは4商品展開されていますが、中でも『kistler Series7』は圧倒的な断熱性を誇ります。

なんと-196℃の環境でも耐えることができます。
ジャケットの重さはわずか1.5kgと軽量です。

3. 通気性と防水性

わきの下のジッパーにより汗による蒸れを防ぐことができます。

シリーズ7はPTFEを使用しているため大雨に耐えることができます。
シリーズ3,5は通常の雨ならば問題なく活動できます。

4. 使用シーンに合わせた4つの商品展開

使用シーンに応じて4つの商品展開されています。

シリーズ3

  • サイズ:男性XS~3XL
  • 重量:450g
  • 対応温度:-10℃まで
  • 0.5mm aerogel insulation

シリーズR

  • サイズ:男性XS~3XL /女性XS~XL
  • 重量:900g
  • 対応温度:0℃まで
  • 0.5mm aerogel insulation

シリーズ5

  • サイズ:男性:XS~3XL
  • 重量:1kg
  • 対応温度:-40℃まで
  • 2mm aerogel insulation

シリーズ7

  • サイズ:男性:XS~4XL
  • 重量:1.5kg
  • 対応温度:-195℃まで
  • 3mm aerogel insulation

5. 内部温度がわかる温度計

ジャケットの内側には、内部温度を測定する温度計が付いています。

過酷な環境でも、内部がかなり暖かいことがわかります。

プロモーション

Kistlerをもっと知りたい方!
以下プロモーションムービーもあわせてご確認ください。

入手方法

支援金額に応じて、報酬として入手することができます。

期限は2019年1月23日です。
期限を過ぎた場合は、プレオーダーの開始を待つことになります。

支援および、現在の状況については以下のURLをご確認ください。
■【KICKSTARTER】Kistler: The warmest jacket that uses aerospace technology
https://www.kickstarter.com/projects/kistlerjacket/kistler-the-warmest-jacket-that-uses-aerospace-tec?ref=discovery#

クリエイターについて

Supield
所在地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州

2016年3月にS.Kistler航空宇宙シリーズの衣料品プロジェクトを発足。
約2年の研究の末、多孔質エアロゲル複合断熱材を開発しました。
※特許申請済み

まとめ

薄い・軽い・暖かいを実現したジャケット『Kistler』
通気性もよいため、着用していても快適なジャケットです。

シリーズ7のジャケットは-195℃という極寒の環境も耐えうることができるジャケットです。

これからは、寒いからといって衣類を着こむ必要はありません!


written by 水木 幸

ABOUTこの記事をかいた人

幼少期からのキャンプ経験を含め、気が付けばキャンプ歴10年に到達です!(驚) 現在は、ファミリーキャンプがメインのママキャンパーです。 キャンプ場レビューやお気に入りのギア等の情報発信をしていきます♪