キャンプアイテムが日々増えていく中、密かに人気を集めつつあるのが「風防幕」。
様々なメーカーから、いろんな種類の風防幕が続々と登場しています。
- 風防幕とは
- 使いみち・デメリット
- 種類
- 設置例
についてご紹介します。
風防幕とは
風防幕ですが、その名の通り、「風」を「防」ぐ「幕」のこと。
また、別名「陣幕」と呼ぶこともあります。
「陣幕」となると、時代劇の合戦の場面で将軍を取り囲んだりしている幕ですが、その見た目が似ていることから、現在では陣幕といえばキャンプで使われるアイテムの一つとして呼ばれることが多くなっています。
そんな風防幕ですが、そこまでメジャーではありませんでした。
昨今のキャンプブーム、加えて焚き火に魅了される方が増えていることから、必然的に登場したキャンプギアと言えるでしょう。
単に風を防ぐだけでなく、実際に設営して見えてくる役割があります。
風防幕のメリット・デメリット
風防幕を使用するメリットは
- テントサイトに直接風が当たることを防ぐ
- コンロ、焚き火の風よけ
- 目隠しになりプライベート空間が確保できる。
- 風を防ぐことで、寒い時期は暖気が逃げずらくなる
などのメリットがあります。
また、垂直に設営するため、キャンプイベントなどで映画のスクリーン代わりに使用することもあるんだとか。
このように風防幕には、純粋に風を防ぐ役割以外にも使用するメリットがたくさんあることがわかります。
反面デメリットも。
- キャンプの醍醐味である開放感がなくなる
- 他のキャンパーの視界を遮る可能性
- 焚き火の風よけとして使用する場合燃える危険がある
- 比較的重量があるものが多い
などなど。
そのため
- キャンプ場が混雑していなければ設置しない
- 周囲のキャンパーの状況によって設営方法を変える
- 燃えにくい素材のものを使用する(ポリコットン・コットンなど)
状況に応じて、また自分のキャンプスタイルによって使い方を考慮する必要があります。
重量に関して言えば、風の圧力に耐えるように頑丈に設計されている、燃えにくい素材が使用されている、などの理由から多少の重さは仕方ありません。
とはいえ、デメリットよりも、使うメリットのほうが遥かに多いのは確かです。
風防幕の種類・特徴
風防幕には、大きさや素材など様々な種類のものがあります。
【メッシュ素材】
柄が入っていて視界を遮りつつ、適度に風も通します。
【形状】
ソロキャンプ向けのコンパクトサイズ。
透明な部分で立ったときの視界を確保できるもの。
焚き火専用の小さいサイズ。燃えにくい素材が使われています。
様々な種類の風防幕があります。
風防幕の使い方・設置例
風防幕のパーツは、基本的に
- 風防幕本体
- ポール
- ロープ
で構成されています。
まっすぐ立てるので慣れが必要ですが、ヘキサタープなどと比べて高さがない分、設営は幾分楽です。
【設置例】
風防幕のサイズによってバリエーションが変わりますが、主に以下のような設営方法があります。
- 直線上に設置
- L字型に設置
- コの字型に設置
※上から見た時のイメージ
まとめ
風防幕を使えば普段のキャンプがさらに楽しくなりそうですね。
興味のある方は、以下アウトドアメーカー公式ページをご覧ください。