アウトドアにおいて、今や多くの電化製品が必需品となっています。スマホやカメラ、モバイルバッテリー、ドローン、電気毛布などを使っているアウトドア派、キャンパーも多いことでしょう。そこで、問題になるのが充電切れ。いつも当たり前に使っている電化製品が突然使えなくなると困りますよね。
そんな悩みを解決するアイテムがあります。それが、カナダの企業が開発し販売している『Waterlily USB』。風や水の流れを利用して発電するギアなのです。それでは、詳しくご紹介しましょう。
『Waterlily USB』
Waterlily USBは、カナダの企業「Seaformatics Systems Inc.」が開発、販売しています。風や水の流れを利用して発電し、スマホなどの充電でおこなえるギアです。
登山やキャンプでは、スマホやカメラなどの電源を確保することは重要です。太陽光で発電することも可能な機器もありますが、雨天時には充電できません。また、アウトドア向けのポータブル電源を持ち歩くのも、それなりの重量があるので現実的ではないです。
そんなとき、Waterlily USBがあれば、風や川の自然の力を利用して簡単に充電ができるのです。
使い方は簡単
TA Loeffler using WaterLily during a 3080km paddle from Jasper, AB to Tuktoyaktuk, NWT
During the spring and summer of 2018, TA Loeffler and Marian Wissink paddled 3080 km from Jasper, Alberta to Tuktoyaktuk, Northwest Territories.TA will detail the preparations for the expedition, share photographs, video and entertain with stories about being trapped in quick mud, big rapids, wildlife, interactions with musk oxen and an experience with a black bear. TA will tell stories of vast wilderness punctuated by the welcome and kindness of many folks along the way. She will also discuss the use of various technologies, including green technologies such as WaterLily for charging batteries.When: Wednesday, January 30th, 7:30Where: Hampton Hall, Marine Institute, Ridge RoadParking: Plenty and it’s freeAdmission: Free Admission
Waterlilyさんの投稿 2019年1月30日水曜日
Waterlily USBの使い方はとても簡単。流れのある川や風通しのよい場所に設置するだけ。太陽光発電なら晴れてないと発電できませんが、天候に左右されることなく眠っている間に機器への充電が完了します。
手動でも使える
風が吹いていない、流れのある川が近くにない場合でも大丈夫。別売りの「ハンドクランク」をセットすれば、手動で発電することも可能です。
USBパススルー付きドライバッグ
「眠っている間に発電しながら機器に充電できる」といっても、雨が降ったら機器が壊れてしまうこともあり得ます。そんなときは、別売りの「USBパススルー付きドライバッグ」を使いましょう。雨から機器を守りながら、USB接続で充電が可能です。
仕様
- サイズ:180×180×76(mm)
- 重さ:1.3kg
- 電源コード長:3m
- 出力方法:USB
- 出力:最大15W
- 必要最低流量:1km/h
- 必要最低風速:10km/h
自然の力で発電
キャンプサイトや登山時にWaterlily USBを持っていれば、近くに流れのある小さな川でもあればスマホやモバイルバッテリーに充電ができます。また、風も吹いていない、川もない場合でも手動で発電できる点も便利ですね。
公式HPより199.99ドルで購入可能です。