明るさだけじゃない!?キャンプにピッタリなフラッシュライトの選び方&おすすめ4選

キャンプや災害時にとても役に立つフラッシュライト。
LED化によりサイズや明るさはもちろん、さまざまな機能を持つ特徴的なフラッシュライトが開発されています。

ところであなたはフラッシュライトを選ぶ際、何を重視しますか?
多くの方は明るさを重視するかと思いますが、実はほかにも重要なポイントがあります。

今回はキャンプにピッタリなフラッシュライトの選び方とおすすめをご紹介いたします。

ぜひ最後までお読みください。

フラッシュライトとは?

 

出典:O–DAN

フラッシュライトとはいわゆる懐中電灯のことを指します。
空間を照らすランタンと異なり、フラッシュライトは夜道の暗い足元を照らすことが目的です。

近年は光源が電球からLEDに切り替わり、コンパクトなものや高輝度のものが開発され、さまざまな特徴を持ったフラッシュライトが販売されています。

フラッシュライトの選ぶポイント

フラッシュライトを選ぶポイントは大きく分けて

  • ・明るさ
  • ・電池の種類
  • ・防水性能

の3点です。

それぞれの点について詳細を解説していきます。

明るさ

出典:O–DAN

キャンプで使用するフラッシュライトの明るさは「明るすぎず、暗すぎず」を意識しましょう。

200lm前後の明るさがあれば、足元や数メートル先は十分照らせるので、歩行上問題はありません。
300lmを超えるとかなり眩しいので周りのキャンパーや歩行者の方への配慮が必要です。

少しテーマがずれますが、ロードバイク関連の情報を発信するブログ『MINIVELO道』の自転車用フラッシュライトに関する記事が参考になります。
写真付きで明るさ別の見え方を解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【参考記事】MINIVELO道 自転車のライトの明るさはどのくらいあればいいのか?何ルーメン必要か?

電池の種類

出典:O–DAN

電池の種類はアウトドアにおいて重要なポイントです。

電池は大きく分けて充電式と乾電池式に分かれます。

充電式は名前の通り、電源を使用してフラッシュライトに組み込まれたリチウム電池に充電するタイプです。
充電式は新しい電池を買わなくて良いためランニングコストに優れています。
その反面充電が切れると使用できないため、容量を超える長時間の使用は向いていません。

対して乾電池式は市販の乾電池を使用するタイプです。乾電池さえあれば使用可能なため、長期間の連続使用も可能。
乾電池は万が一電池切れになったとしても、コンビニやスーパーなどさまざまな場所で調達可能です。

以上のことから、それぞれのおすすめ使用シーンは以下の通り。

充電式・乾電池式 おすすめ使用シーン【充電式】
・電源サイトでのキャンプ
・一泊二日等の短期間での使用

【乾電池式】
・非常時用
・電源サイト以外での連泊時

あなたのキャンプスタイルに合わせたフラッシュライトを手に入れましょう。

防水性能

出典:O–DAN

キャンプでは予想外の雨に遭うケースがあります。
雨に濡れてフラッシュライトが壊れてしまうことも十分考えられますので、防水性能も重要なポイントです。

防水性能は一般的にIP規格という基準で性能を評価しています。
評価の表記は「IPXX」となり、「X」に数字が入ります。
防水性能の評価数値は末尾のXの数字です。

IP規格による防水性能は0(規格表記上はXとなります)から8の9段階で評価され、数字が多い方が防水性能が高いという評価になります。

それではアウトドアでの使用に耐えうる防水性能はいくつのものが必要かを見てみましょう。
一般財団法人日本保証機構によると

IPX3:製品上部から両側に60度までの角度で噴霧された水に対して保護されている。

出典:一般財団法人日本保証機構

としています。

アウトドアのように降雨を想定される場合は、IPX3以上の防水性能を持ったフラッシュライトを選んだ方がいいでしょう。

おすすめフラッシュライト4選

ここからはアウトドアにピッタリの便利なフラッシュライトをご紹介します。

今回は4種類のフラッシュライトを厳選しました。

それぞれ詳細を紹介していきます。

オーライト l1R2 PRO

出典:OLIGHT STORE

超小型、軽量の充電式フラッシュライト。
重さはなんと22g。
10円玉5枚分の重さです。

フラッシュライトとしての性能も高く、

  • ・最大180lmの明るさで照射可能
  • ・100分で満充電でき、連続使用は最長12時間
  • ・防水規格はIPX8

といった特徴を持っています。

キーホルダーなどにひっかけて持ち歩けばいつでもどこでも使用可能。

非常に使い勝手のいいフラッシュライトです。

ジェントス RV-143D

出典:楽天市場

日本の懐中電灯メーカージェントスの電池式フラッシュライト

  • ・明るさ80〜150lm
  • ・IP64の防塵防滴性能
  • ・最長点灯時間は10時間

といった性能を持ったフラッシュライトです。

RV-143Dの最大の特徴は照射方向を調整できるツイストヘッド。
ヘッドの向きを90度曲げることで胸ポケットなどに入れて使用ができます。

出典:楽天市場

胸ポケットに入れて使用すれば両手が自由に使えるため、夜の炊事作業や片付けに便利です。

5050work shop ミニマライト

出典:楽天市場

ランタンへ切り替えが可能な充電池式フラッシュライト。

  • ・明るさ最大250lm
  • ・IPX4の防滴性能
  • ・最長点灯時間は10時間

といった基本性能を備えています。

また光色は暖色、寒色に切り替えができるので、使用シーンに合わせて雰囲気を変えることが可能です。
いざという時にモバイルバッテリーとして給電も可能なのが嬉しいポイント。

キャンプでの使用を考慮された、多機能なフラッシュライトです。


ゴールゼロ ライトハウスマイクロ

ランタンとしても使用できるフラッシュライトとして有名なゴールゼロライトハウスマイクロ。

基本的な性能は以下の通り。

  • ・明るさ最大150lm
  • ・IPX6の高い防水性能
  • ・最大170時間連続使用可能

コンパクトなサイズながらパワフルなフラッシュライトです。

充電は本体に内蔵されているUSB端子で行います。
バッテリー残量が一目でわかるインジケーター付きなので充電するタイミングがわかりやすいです。

またゴールゼロはキャンパーに人気のギアなため、カスタムパーツも多数流通しています。

ゴールゼロを購入する際は合わせてチェックしてみましょう。

まとめ

今回はフラッシュライトの選び方とキャンプにおいて便利なフラッシュライト4選をご紹介いたしました。

フラッシュライトはさまざまなメーカー、種類があります。

今回ご紹介した基本の選び方をおさえて、あなたに合ったフラッシュライトを見つけてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

written by もちお