冬キャンプに持って行きたいポータブルヒーター『FireCan』

『FireCan』はアメリカで開催されたOutdoor Retailer Snow Show 2022のInnovation Awardsで最終選考まで残った製品です。
Innovation Awardsの選考は「コンセプト」「機能」「特徴」「インパクト」を軸に行われ、最も優秀な製品が「Product Of The Year」として表彰されます。
受賞は逃したものの『FireCan』は冬のキャンプを手軽に快適に変えてくれる商品です。

『FireCan』のコンセプト

安全、簡単、持ち運び可能、というシンプルなステップで使用できます。
デザインも非常にシンプルで余計な装飾もなく、他のギアともなじんで使うことができます。

『FireCan』の特徴

セットアップ、そして着火も消火も簡単、そしてロックがかかるので使用時も持ち運び時も安全に取り扱うことができます。
使用時は側面がメッシュ構造なので、熱を感じやすく、炎の温かさを目でも肌でも感じることができます。
脚は折りたたみ式です。火から地面と距離を確保することで自然の土や植物などに優しい設計になっています。

消火後は脚を折り畳み、約150cmのホースなど備品を中に収納し、蓋をします。持ち運びに便利なサイドハンドルは断熱性のシリコンでできているため、消火後すぐの移動でもやけどすることなく安心です。

出典:ignik.com

『FireCan』の機能

使い方

1.脚を出して平らで燃えるもののない地面に置きます。

2.レギュレーターをオフにした状態で、ホースをバルブにセットします。

3.ライターをポートに挿入し、バルブを開き、レギュレーターをゆっくりオンに回して点火します。

出典:ignik.com

スペック

大きさ38.9cm×29cm×18cm
重さ約5kg
最長燃焼時間144分
燃料プロパンガス
熱量38,000BTU

『FireCan』のインパクト

毎年アメリカでは山火事で600万エーカー(東京ドーム約52万個分)の土地が破壊されています。また、これによるCO2排出量は全体の20%を占めています。原因として挙げられるのが自然発火と人為的要因で、人為的要因の多くは焚火によるものとされています。
そして年々山火事が増えることで、アウトドアでの火の取り扱い制限が厳しくなってきています。

出典:ignik.com

制限を守りながら安全に、そして簡単に火を楽しむために『FireCan』は最適な製品の一つと言えます。

『FrieCan』の今後

冬のアウトドアは寒さとの闘いです。
いかに早く温かくなれるかを考えると、簡単に組み立てられて点火の早い『FireCan』は理想的です。

出典:ignik.com

ただし本体はコンパクトですが、ガスボンベも同時に持ち運びが必要なのでパッキング時に注意が必要です。

『FireCan』についての詳細はignik.comをご覧ください。