■アウトドアライフをバージョンアップさせてくれる冬キャンプ
夏場のキャンプ場は、平日でもファミリーやグループでキャンプを楽しむ方たちで、大にぎわいです。
キャンプデビューが夏期だという方が大半かと思いますが、アウトドアライフを存分に楽しみたい方にオススメしたいのが、じつは「冬キャンプ」です。
その理由をいくつかあげてみましょう。
●キャンプ場が圧倒的にすいている
●虫が少ない!
●空気が乾燥していて澄んでいるので快適!
●美しい星空が見られる
●キャンプファイアーの楽しさが倍増する
●紅葉、季節の味覚、白一色の雪原、雪のテントなど季節の魅力がある
冬キャンプには、この季節ならではの魅力はたくさんあります。ハイシーズンを過ぎると、キャンプ場はすいていますので、いつものキャンプサイトが広くなったように感じるくらいです。
気温や湿度も低くなるので、すごしやすくなりますし、夏場に虫に悩まされた方もいるかと思いますが、断然少なくなり、さらに快適度が上がります。
また、空気が乾燥しているので空は高く、星空の観察にもってこいです。
ただ、気温が低くなる冬キャンプならではのチェックポイントがあります。
それは「寒さ対策」です。なかでもテントと寝具は最重要ですので、そのポイントをご紹介してまいりましょう。
■寒気を防ぐテントが必要
標高の高いところにあるキャンプ場では、朝の気温が氷点下近くになることもあります。ですので、冬は外気対策の施したテントがあると快適な一夜をすごせます。
【小川キャンパル】ヴェレーロ5
8畳以上のリビングと6カ所の出入り口、メッシュパネルは8カ所を装備する大型のスクリーンテントです。吊り下げ式の設営方法なので、ビギナーでも短時間で設営可能です。テントの内部にライナーシートが取り付けられるので、外気温が下がりフライ側が結露して水滴が落ちてこないようになっています。
●サイズ(オープン時):長さ650×幅350×高さ215cm
●サイズ(収納時):長さ80×幅38×高さ36cm
●重量:幕体/約12.8kg、ポール/約6.6kg
●材質:フライ/ポリエステル210Dおよびポリエステル75D、内幕/ポリエステル、グランドシート/ポリエステル210D、ポール/アルミ合金
●付属品:ライナーシート、セルフスタンディングベーステープ、ペグ、ピン、張綱、金づち、収納袋
●人数:5人用
●参考価格:¥155,476
【ノルディスク】Alfheim12.6m2
アメリカ先住民が使っている「ティピー型テント」は、テント中央にポールが1本しかないため、じつは設営が非常に簡単です。
上部が尖った先細りの形状から風に強いと言われています。
シンプルな構造ですが、入口がひとつしかないため、温まった内部の空気が逃げにくいのもティピー型の魅力のひとつです。
●サイズ:高さ400×幅400×奥行き275cm
●室内高(最大):275cm
●収納時:長さ80×23cm
●重量:約12kg
●材質:65%ポリエステル、35%コットン
●人数:6人
●参考価格:¥105,840
■寒気をシャットアウトするシュラフは必須!
3シーズン用のシュラフとして使い勝手がよいのが「封筒型シュラフ」です。夏場に使用するシュラフは広げてふとん代わりにしたり、夜肌寒いと感じたら閉じて中に入れば快適に眠れます。
封筒型はその形状から肩口が開いていますので、寒気が忍び込んでくる秋冬キャンプでは厳しくなるかもしれません。
防寒対策としては冬山登山等でも使用される「マミー型」がオススメです。
【コールマン】トレックマミー/L-10
水や湿気に強いシンセティックダウンを使用した、軽量・コンパクトなマミー型シュラフです。
水分を吸収しにくいシンセティックダウンは、濡れてしまった場合も速乾性に優れているため安心して使うことができます。
●サイズ(使用時):長さ205×幅67~84cm
●サイズ(収納時):直径約20×長さ36cm
●重量:約1.7kg
●材質:表地・裏地/ナイロン、中綿/ポリエステル
●付属品:収納ケース
●参考価格:¥13,108
【ナンガ】ウルトラドライダウンバッグUDD BAG 630DX UDD23
3000m級の冬山登山にも使用できる、本格的なマミー型シュラフです。羽毛に超撥水加工を施した高機能ダウンを使用し、台形ボックスキルト構造と立体構造を駆使して、快適な体制で眠ることができます。
●サイズ(使用時):長さ210×幅80cm
●サイズ(収納時):直径約17×長さ31cm
●重量:約1.045kg
●材質:生地/15dhナイロンシレ撥水加工
●ダウン量630g
●内部構造:台形ボックスキルト構造
●付属品:ショルダーウォーマー
●参考価格:¥46,440
■まとめ
いかがでしたか?
冬キャンプを楽しむためには「寒さ対策」のポイントをしっかり抑えておく必要があります!
そうすることで、さらにアウトドアライフの魅力を満喫できるに違いありません。
written by:ジプ蔵