【ノウハウ】冬キャンプを失敗しないためのポイント まとめ

冬キャンプは空気が澄んでいるため景色がいいなど、他の季節では味わえない魅力がたくさんあります。ただ、寒さ対策など分からないことがたくさんあるため、ハードルが高く感じられます。
今回は初心者の方でも安心して過ごせるよう、冬キャンプでの注意点をまとめましたので、詳しく知りたい方は参考にしてください。

失敗体験談から学ぶ冬キャンプの4つの注意点

冬のキャンプにはたくさんの魅力がありますが、初めて冬キャンプへ行く方にとっては、ハードルが高く感じられますので、冬キャンプで注意したい4つの項目を紹介します。

降雪対策をおこなう


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冬キャンプでは、降雪対策が重要です。雪が数十センチ積もると想像以上の重さとなり、テントのフレームが変形したり破けてしまう場合があるため、こまめな雪下ろしが必要です。
対策としてテントを強く張ることが破ける原因ともなりますので、少しゆとりをもって張ることが必要です。また、事前にテントへ防水スプレーをしておくと雪離れがよくなるためおすすめです。
冬キャンプでは、天気予報をチェックしておくことはもちろんですが、事前に雪雲レーダーがみれるアプリを導入しておき、当日、こまめに今後の天気を確認することをおすすめします。事前に悪天候が予想されている場合は、せっかく楽しみにしていても無理せず延期する判断が必要です。

凍結対策をおこなう


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氷点下以下の気温になると、外において置いた水が凍ってしまい使えなくなるため、テントの前室やクーラーボックスに入れておくなど対策が必要です。炊事場があるキャンプ場でも、冬は凍結するため水道が使えない場合があるので、事前にキャンプ場へ確認しておく必要があります。
冬キャンプでは十分な水を準備することも必要ですが、荷物が増えてしまうため、使う食器の量を減らす・使用した食器はウエットティッシュで拭くなど、節水対策を行うと荷物を減らすことができます。

早めの行動を心がける


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冬は特に日が暮れるのが早いため、早めにキャンプ場へ到着することを心がける必要があります。暗い中、かじかんだ手でテントなどを設営するのは大変なため、遅くとも15時までには設営が終わるように到着することをおすすめします。

燃料の使用温度を確認する


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道具や燃料によっては、冬に対応していないものがあります。特に、普段使用するOD缶やCB缶では着火しないことがありますので、寒い場所ではパワーガスであれば安定して点火します。
また、寒冷地仕様ではないガスストーブやガスコンロなどもあるため、事前に道具の使用状況や使用環境をイメージし、確認しておく必要があります。

事前にしっかりと備えて快適な冬キャンプを楽しもう

冬キャンプの注意点について解説しました。冬のキャンプは、とにかく空気が澄んでいるため景色がきれいに見えるなど、他の季節では味わえない魅力がたくさんあります。
事前にしっかりと準備を行い、楽しい冬キャンプを楽しんでみてください。