一昔前と比べると最近ではペットOKのキャンプ場がかなり増えてきました。愛犬家にとって本当にうれしいかぎりです。
じつは秋冬キャンプは、愛犬家にとって絶好のキャンプシーズンなのをご存知でしょうか? 今回は愛犬家キャンパーにとって、秋冬キャンプがおすすめな理由と、楽しむためのテクニックをご紹介してまいります。
■秋冬は愛犬家キャンパーに最高のシーズン
アウトドアで自然を楽しめるキャンプは、どの季節でもその時期なりの楽しみ方があるものです。
しかし、夏は犬にとってとくに厳しい季節です。
高い気温とギラギラした太陽がもたらす過酷な暑さは犬がもっとも苦手なものです。
もうひとつは夏に活発に活動するマダニやノミ、ブユなどの虫がもたらす被害です。
秋冬キャンプは犬の苦手な2大要素が減るうえに、夏ほどの人出はありません。夏はたくさんのテントと人でいっぱいだったため、犬も飼い主も落ち着けません。
夏というハイシーズンを避けた秋冬キャンプは、犬にとっても飼い主にとっても、よりキャンプを楽しめる余裕が生まれるのです。
■ドッグラン付きのキャンプ場も増えてきた
20年前はペットOKのキャンプ場を探すのに苦労しましたが、最近はペットOKだけでなくドッグランも用意されたキャンプ場が増えてきました。そんなキャンプ場のひとつをご紹介しましょう。
【長野県】富士見高原貸別荘ドッグラン・キャンプサイト
サイト内ならノーリードOKのキャンプ場もある
1000平米前後の広い敷地を柵で囲み1サイトを1グループの貸切としているので、愛犬をノーリードで遊ばせることができるキャンプ場です。
住所:長野県諏訪郡富士見町立沢1-20
TEL:0266-66-2133
▼公式サイト
http://fujimikogen-kashibesso.jp/
■愛犬連れキャンプの必須アイテム
車内で犬の安全を確保するテクニック
クルマのシートは、人が快適かつ安全に座るように設計されていますので、犬の安全を確保することは重要になってきます。
そのテクニックとしておすすめしたいのは、犬用キャリーを車内に固定し、愛犬を入れて運ぶ方法です。これなら小型犬から大型犬まで、安全にドライブすることができます。
【アイリスオーヤマ】エアトラベルキャリー アイボリー/ネイビー ATC-670
航空機輸送用キャリーとしても使用される、頑丈なキャリー・コンテナです。
小型犬から大型犬まで各種サイズがあります。
サイズ:幅47×奥行き67×高さ51cm
重量:5.2kg
耐荷重:20kg未満
価格:¥6,010
テントサイトで犬の安全を確保するテクニック
飼い主がテントを設営したり調理していれば、サイト内ノーリードのルールがあったとしても、愛犬に目が届かなくなります。事故を避けるテクニックとして、愛犬の行動範囲を管理するグッズは必須となります。
【FOCUSPET】犬係留ワイヤー(犬用ケーブル+係留ステッキ)セット
犬が動き回ってもからみにくい、ワイヤータイプのロングリードと、地面にねじ込む係留ステッキのセットになっています。
ワイヤー:5m
価格:¥1,499
【Snow Peak】ドッグピット
リード無しで開放的に過ごせたり、遊んだりできます。レクタLの下に設営できるサイズになっています。
サイズ:400×400×120cm
重量:5.2kg
価格:¥59,800
用意しておきたい各種証明書
施設に付随するドッグランでも、入場するためのルールとして、狂犬病予防とワクチン接種証明書の提示を求められることが多いです。
トラブルを未然に防ぐための措置ですので、広いドッグランを満喫するためにも、こうした証明書の携行は必須事項といえます。
■最後に
サイト内ならノーリードOKというキャンプ場も登場して、愛犬家にとってうれしいかぎりですが、ペットOKでもそのキャンプ場ならではのローカルルールがあります。
たとえば炊事場やトイレなどの共有スペースに犬は入れない等の制限です。
ペットに関してのルールは予約時とチェックインするときに、改めて確認しておけば、愛犬とのキャンプライフはより一層楽しくなるでしょう。
written by:ジプ蔵