警視庁警備部災害対策課(@mpd_bousai)は、
役に立つ災害アイデアや、日常のちょっとしたことなどを発信しているtwitterアカウントです。
いざという時に役に立つアイデアがたくさん紹介されています。
今回は、その中からぜひ知っておきたい【キャンプでも役に立つ防災飯】を6つ紹介します。
いざという時に役に立つ!警視庁警備部災害対策課の災害飯
水だけでインスタントラーメン
「西日本豪雨」で広島県に派遣された際、活動中の食事としてツイッターで紹介した「水で作るカップ麺」をカップそばで実践しました。保存水を注ぎ、約15分で完成。連日の猛暑で食欲もあまりありませんでしたが、スープが冷たいのでのどごしが良く、味もしっかり。おいしくいただけました。 pic.twitter.com/5d4k86q4cH
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2018年8月19日
水を入れて15分待つ
カップラーメンを備蓄食料として用意している家庭は多いのではないでしょうか?
災害時で火が使えない状態の時に役に立つレシピです。
「カップラーメンはお湯で作らなくてはいけない」
という固定観念を覆すレシピです。
水だけでソース焼きそば
昨年、水で作るカップ麺をご紹介しましたが、今回は水で作る「カップ焼きそば」に挑戦です!災害時を想定し、カップに注ぐ水の量は少なめ。麺が隠れる程度です。20分待ち、液体ソースをからめて完成!注いだ水が少ない分、いわゆる湯きりで流す水の量は少なくてすみました。麺の固さと味はバッチリ! pic.twitter.com/EnjU7e9TpI
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2018年6月28日
水を規定量より少なめに入れる
約20分待つ
液体ソースを絡める
カップラーメンが水でできるのならばカップ焼きそばも水でできる!
水を少なめに入れれば「湯きりの必要がない」なんて便利ですね
袋ラーメンを水だけで作ってみると・・?
「水で作る麺」第3弾を紹介します。今回は袋麺を使った冷やしラーメン。食器を使わないで済むように水を袋麺へ直に注いで、そのまま実食!麺がほぐれる間(約15分間)、袋麺が倒れないようにペットボトルなどで支える工夫は必要ですが、災害時に食器洗いで貴重な水を使わない方法としてイイですね! pic.twitter.com/hYWioB2K6X
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2017年10月3日
袋めんの袋に水をそのまま入れる
約15分待つ※袋が倒れないように注意
カップラーメンもできるのならば袋めんもできる!(笑)
これは、災害時に本当に役に立つアイデアだと思います。
バックパッカーなど荷物を減らしたい人にも重宝するレシピではないでしょうか?
インスタントラーメンそのまま食べてみる
「インスタントラーメンをそのまま食べる」方法を試してみました。水も皿も必要なく、避難所において、おやつとしても非常食としてすぐ食べることができます。味もいろいろで、自分好みのものを用意できます。なお、調味粉を入れ過ぎると味が濃くなり、喉が渇きますので注意して下さい。 pic.twitter.com/I8zm1m9GuV
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2018年8月29日
未開封の状態で、中身を粉々にする
袋を開けて調味料を入れる(1/3程度)
口を閉じて袋をシェイクする
チキンラーメンとかは、そのまま食べるとおいしいですよね(笑)
ですが、他のインスタントラーメンでは試したことがありませんでした。
この方法は最終手段になるかと思いますが、知っておいて便利な知恵ですね。
水が少なくても‥ 水漬けけパスタで節水調理
「水漬けパスタ」に挑戦です!市販のパスタを水に漬け、クタッとさせて調理する技。災害時など、ガス・電気・水の節約につながるイイ技です!今回はパスタを4時間水に漬けた後、茹でずに、薄切りしたハムとタマネギ、ケチャップで1分炒めてナポリタンに。歯応えよく、想像以上の美味しさでした(喜) pic.twitter.com/ALyQhLqpX0
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2017年1月17日
パスタを2時間以上水につける
水を切り、そのまま炒める
水きりパスタは、某料理サイトやTVなどで紹介され知っている人が多いと思います。
筆者も普段から実践していますが、災害とは紐づけて考えていませんでした。
確かに水漬けパスタならば、少ない水で調理ができるので災害時におすすめですね!
災害を想定するのならば、パスタを半分に折りキッチンポリにて浸水するのをおすすめします。
(※ペットボトルに入れたらという意見もありますが、取り出し時に苦労します)
乾パンで離乳食!?
非常用備蓄食と言えば缶入り乾パンを思い浮かべる方も多いと思います。非常時には缶を器代わりにして牛乳や水を入れ乾パンを浸せば10分位で即席離乳食ができます。柔らかくなるので高齢者の方にもお勧めです。缶の切り口で怪我をなさらないように気をつけてお召し上がり下さい。 pic.twitter.com/sgCe0u4K6U
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2018年7月5日
乾パンの容器にそのまま牛乳を入れる
10分ほど待つ
乾パンがふやけて食べやすくなります。
離乳食や高齢者の人におすすめです。
まとめ
知識として知っておけばいざという時に役に立ちます。
今度のキャンプにでも、この災害飯試してみませんか?
【ツイッター】警視庁警備部災害対策課
https://twitter.com/MPD_bousai
written by 水木 幸