さいたま新都心エリアが大実験!新しい「未来の日常」のカタチ。
さいたま新都心エリアで立ち上がった、「さいたま新都心エリアマネジメント検討会」。
ここには地権者・周辺企業・行政の3者が参加し、さいたま新都心がどんなまちだといいのか、というエリアマネジメントについて話しあっています。
その取り組みの一つが、今回のパブリックライフフェスさいたま新都心2018です。
「実験フェス」と銘打った、新しい試みが山盛りのフェスの内容を紹介します。
常にくつろげて、楽しめる、参加するパブリックライフデッキ
駅前の自由通路に入るとすぐ目に入るのが、長いロングテーブル。
このテーブルには、参加者がペイントした180脚ものイスが並んでいます。
テーブルの上には「Free」の文字。ここは誰でも自由に使っていいスペースなのです。
疲れたからちょっと座るのも良し、待ち合わせまで休憩するのも良し。出店している屋台で食べ物を買ってくるのはもちろん、なんと持ち込みもOK!
仕事帰りに屋台で生ビールを買って一杯やっていたら、地元の友達と偶然会って話が弾む、なんてこともあるかもしれません。
駅というパブリックスペースだからこその出会いや楽しみが見つかりそうですね。
オフィスビルに面した「ノマドデッキ」
通勤や通学で人が通りすぎ、強いビル風が発生するエリア。
ここではビル風を利用した風力発電でスマホの充電ができたり、一人でも気軽に利用できるテーブル&チェアで出勤前のコーヒーを飲んだり。ちょっとパソコンを広げて仕事もできます。
出店は駅前でおなじみPRONT。8:00~11:00に出店していて、コーヒーや焼き立てパンが楽しめます。
積極的に緑を楽しむ「ガーデンデッキ」
駅からコクーンシティへの間にあるガーデンデッキ。
植栽でさらに緑を増やし、気に入ったらその植物を買って帰ることもできるように。緑に囲まれた場所で行うヨガも体験できます。※要予約
20(土)・21(日)には、申し込み不要で体験できるジャック・オ・ランタンワークショップも開催中です。
夜の雰囲気もばっちりなので、帰りがけに寄るだけでも楽しめます。
昼寝も会議もできる!?リラックスデッキ
緑が多いこのデッキでは、お昼寝をするのに最適なデッキチェアや、アウトドアオフィスの活用体験などが展開されます。
アウトドアヘッドスパやアウトドアヨガといったリフレッシュできる体験もあり、予約・当日参加どちらでもOK。常設ではないので、気になる方は開催日時をチェックです。
クラウドファンディングで広告主や参加者を募集
このパブリックフェスの大きな特徴ともいえるのが、クラウドファンディングを利用している点です。(すでに募集は終了)
オリジナルTシャツや、さいたまアリーナの屋上見学ツアーといったリターンがもらえる5,000円のコースから、駅前に広告を出せる20万円のコースまで、種類はさまざま。
フェス本体、DIY・屋台関連、ペイントチェアワークショップ関連と3つのクラウドファンディングを打ち立て、参加者と資金を集めることに成功しています。
クラウドファンディングを利用したイベントの運営・進行という形態も、未来の街づくりやイベント作りの在り方の可能性を感じますね。
様々な形での「参加」!公認インスタグラマーも募集
「パブリック」の名の通り、このフェスでは誰もが参加者となれるのも特徴です。
当日スタッフはもちろんのこと、レポーター、公認インスタグラマー、DIYメンバーも一般から大募集。
8月21日に開催されたキックオフミーティングには、事前申し込みすれば誰でも参加が可能。もちろん、当日スタッフ参加できない人でも大丈夫。
「全員が参加者になれる」というスタイルのフェス。それがパブリックライフフェスなのです。
新しいまちの可能性を感じられるフェス!
フェスや駅前のイベントは、「誰かが運営しているもの」であって、「自分たちが作るもの」という意識はなかなかありません。
しかし一般公募やクラウドファンディング、駅前という大きなパブリックスペースを活用することによって、「誰でも、みんな」が参加し、そして作り上げていく。
毎日通過するだけだった駅前が、楽しむものに変わる。
今回は「実験フェス」というかたちですが、これが「特別」ではなく日常になったら本当に「毎日が楽しいまち」になっていくかもしれません。
そんな未来の日常を体験できる、パブリックライフフェスさいたま新都心!今週は足を運んで、大実験に参加してみてはいかがでしょうか?
公式インスタグラムはこちら
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written by ashitamago