まもなく解禁!『ボジョレーヌーヴォ』今年の出来栄えは?

今年のボジョレーヌーヴォの解禁日が迫っていますね。
待ち遠しい思いでいっぱいだとは思いますが、解禁日までにボジョレーヌーヴォの知識をぜひ深めておきましょう。
さらにおいしくボジョレーを楽しめますよ。

ボジョレーヌーヴォとは

出典:O-DAN

ボジョレーヌーヴォは、フランス南部ブルゴーニュ地方にあるボジョレー地区において、その年に収穫されたぶどうから造られる新酒の名称です。
この地区の秋の収穫を祝うお祭りで捧げられたのが始まりとされています。

赤ワインであれば「ガメイ種」、白ワインであれば「シャルドネ種」を使用したワインだけが「ボジョレーヌーヴォ」を名乗ることができます。

ボジョレーヌーヴォの解禁日とは?

ボジョレーヌーヴォの解禁は、毎年11月の第3木曜日、午前0時と決められています。
2018年の今年は、11月15日ですね。

ちなみに日付変更線の関係で、日本では本場フランスより約8時間も早く楽しめるのですよ。

なぜ解禁日が決まってるの?

その昔、ワイン業者は、その年のワインの価値を確かめるための行事をおこなっていました。
それが、いつの間にか大々的なイベント化をしてしまい、新酒であるボジョレーヌーヴォの人気が高まることに。

大きなイベントになってしまったことで生産者は、「少しでも早くボジョレーヌーヴォを届けよう」と競争が激化します。
この競争によって、まだ充分に醸造できていない品質の低いワインが出荷されてしまいました。

このようなことがあり、ボジョレーヌーヴォの品格は大きく落ちてしまったのですね。
そこで、フランス政府が指揮をとり、ボジョレーヌーヴォの「解禁日」が設定されることになったのです。

この政策は見事に成功し、粗悪なボジョレーヌーヴォは一気に減り、良質なワインのみが流通するようになりました。

今年の出来栄えは?

出典:O-DAN

ボジョレーヌーヴォの出来栄えは、毎年異なります。
今年はどうでしょうか?

今年のフランスは、春先は降雨量が多く、初夏は晴天に恵まれる日が続いたため、ブドウが育つにはよい環境だったとのこと。

かなり期待できるのではないでしょうか?

さぁ、いよいよです!

11月15日の解禁日まで、もうまもなくです。
今年の出来も良いようですし、待ち遠しいですね。
くれぐれも飲みすぎに注意して、楽しんでくださいね。

出典:O-DAN