春のアウトドアシーズン到来です!
春を待ちわびていた、キャンプ大好き人におすすめしたいのは
「春キャンプで山菜採り」です。
自然の豊かなキャンプ場近くの山菜採りスポットで、春のアクティビティと旬を味わうことができます。
ここでは、初心者でも見分けやすい春の山菜と、その味わい方をご紹介します。
山菜といえば「タラノメ」
春の山菜で、知名度と人気の高さといえばタラノメです。独特のアクとコクのある味で、春の代名詞ともいえる山菜です。日当たりの良い山林で、林道脇などに生え得ています。
▼おすすめの食べ方
天ぷら、ゴマ味噌和え
春の象徴「フキノトウ」
日本中の山野だけでなく、身近なところでも自生しているのがフキノトウです。日陰で湿気の多い場所を好むため、山野では水辺近くに自生していることも多く採取時は注意が必要です。
▼おすすめの食べ方
天ぷら、フキ味噌、和え物
春の山菜No.1の味「行者ニンニク」
修行僧が好んで食べたとされ、ニンニク臭の強い山菜です。ニンニクに似た味から、一度食べるとクセになると言われるほど人気の山菜です。
▼おすすめの食べ方
醤油漬け、天ぷら、酢味噌和え
懐かしい味「ヨモギ」
平地から山野、海岸でも自生する生命力の強い多年草です。山菜に分類されないこともありますが、食べる場合は新芽の部分で葉先の15㎝ほどで固い物は避けます。
▼おすすめの食べ方
ヨモギ餅、天ぷら、おひたしや和え物
保存性の高い山菜「ゼンマイ」
日本全国の山野で自生しており、ワラビと並び古くから山菜として親しまれてきました。土から顔を出したばかりの渦巻き状の幼葉の、綿毛の残っている若芽の部分だけをアク抜きをしてから食べます。
▼おすすめの食べ方
和え物、おひたし、ナムル
見つけやすく採りやすい山菜「コゴミ」
葉先が渦巻き状になっていて、林道の道ばたや崖の下などの湿った場所に自生しています。食べるのは、渦巻き状の若芽の部分です。
▼おすすめの食べ方
天ぷら、唐揚げ、おひたし、和え物
山菜採りのマナーと注意
山野とはいえ、他人の土地や管理された公園がほとんどですので、無用なトラブルを避けるためにも入山前に立て看板などで確認したり、地域を管轄する役所などに問い合わせておきます。
また、たくさん生えていても取り過ぎはマナー違反です。
エリアによっては、クマやイノシシなどの野生動物と遭遇することもあるので、事前に情報を仕入れておきます。
服装は、蜂を避けるため黒っぽい色合いは避けます。また、長袖・長ズボン、軍手や帽子は必須アイテムです。
山菜採りに山に入ると・・・
新芽の香りや若葉の色合いで春の息吹を強く感じられます。
大自然に自生している山野草は、形や色が似ていて毒のある野草もあるので、経験者や図鑑などを参考に、春のアクティビティを安全に楽しんでください。
written by ジプ蔵