冬のアウトドア遊びとして、おすすめしたいのが、氷上のワカサギ釣りです。
なんといっても最大の魅力は、初心者でも手軽に釣りを楽しめることと、釣果を美味しくいただけることにあります!!
そこで、今回は初心者でも、ワカサギ釣りを楽しむためのコツと、持って行きたいアイテムについてご紹介します。
初めてのワカサギ釣りはレンタルがおすすめ
釣りをするには様々な道具が必要ですが、ワカサギ釣りは独特の釣具を使用します。
また、釣りをするにも遊漁券が必要なところもあり、初心者にはわかりづらいこともあります。
そこで、おすすめしたいのは、ワカサギ釣りができるエリアの漁業協同組合や、釣りの船宿からワカサギ釣りの道具を一式借りることです。
また、そのときに合わせて、必要なアイテムをレンタルすることもおすすめします。
防寒対策は超重装備で!
氷上ワカサギ釣りは、極寒の地での釣りです。屋形船やテント小屋で釣る場合でも、そこまでの移動や待ち時間があるので十分な防寒対策を施してください。
また、屋外で釣る場合は、防寒服の重装備に加えて足元に注意が必要です。通常のトレッキングシューズでは冷え切ってしまうので、スノーシューズやブーツをビニール袋で覆ったり、カイロやコンパクトストーブは必須アイテムとなります。
ワカサギ釣りの必須アイテムでレンタルできるもの
氷上ワカサギ釣りができるエリアの船宿などなら、釣り場への案内や釣具一式のレンタルと釣り方なども教えてくれます。
ワカサギ釣りは初心者でも釣れますが、良いスポットに案内してもらえばさらに釣果が期待できます!
●釣り具など
・手バネ竿、仕掛け(糸、針)、おもり、エサ(サシ、赤虫など)
竿は、全長30~40㎝ほどの短いもので、微妙なアタリが感じられる細いタイプです。糸はナイロン製の0.6~0.8号ほどで20~30m程度あれば十分です。
針は、初心者の場合5~7本程度なら仕掛けが絡みにくく扱いやすくなります。
●穴開けドリル
氷に穴を開ける専用ドリルです。レンタル店で開けてくれることもありますが、スポットを変えるときに必要になります。
●ワカサギ釣りテント(野外で釣る時用)
カタツムリ型の折りたたみテントが借りられるところもあります。防寒や日射対策に役立ちます。
屋外で用意したいアイテム!
・コンパクトストーブ
コンパクトストーブはレンタルできるところもありますが、足元防寒の必須アイテムなので持参するほうが確実です。
・折りたたみイスと座布団
座る場所の確保と冷え防止の必須アイテムです。
・指出しグローブ
アタリを探りながらの防寒手袋です。
・クーラーボックスとジップロック
釣ったワカサギの保管用に、口の大きなジップロックと氷を入れた小型クーラーボックスは必須アイテムです。
・タオル
なにかと濡れることが多いので、タオル類は多めに用意します。
・お弁当と温かい飲み物
空腹になるとよけい寒さを感じます。ポットにお茶やスープなど体の温まるものを用意しておくことをおすすめします。
多人数や家族連れの場合
・氷上テント小屋、氷上屋形船
床に穴の開いたテント小屋や移動できる屋形船をレンタルできるエリアもあります。石油ストーブや断熱マットが用意されていることが多く、よりビギナー向けといえます。
ワカサギ釣りの仕掛けとコツ
・エサ
氷上ワカサギ釣りのエサは、通常サシという虫の幼虫を使います。釣り具をレンタルする場合は合わせて用意してもらえます。仕掛けの5~7本のそれぞれの針先に、サシを少しだけ引っかけるとエサの活きが長持ちして食いが良くなります。
・釣り方のコツ
①仕掛けのおもりが水底に届くまで落とします。
②着底したら竿を1~3㎝上下させて、エサを動かしてワカサギを誘います。
③5~10回上下させたら、竿を止めて竿先を注視します。②~③の動作を5秒間隔で繰り返します。
④アタリは竿先がほんのわずかに揺れるだけです。アタリを感じたら、素早く竿を10~15㎝ほど引き上げて合わせます。
⑤竿を引き上げ、ピクピクと手応えを感じたらゆっくりと釣り糸を巻き上げます。
⑥引き上げたら、ワカサギの口を針から外し水を張ったバケツに移します。
・エサの替え時
ワカサギが釣れてエサのとれた針は、素早くエサを仕掛けて再投入します。ワカサギは群れて回遊するので、1匹釣れると次々に釣れます。
また、エサが水ぶくれになると活きが落ちるので、アタリのない時間が続いたらエサは付け替えます。
ワカサギ釣りは・・・
初心者でも最高に冬のアクティビティが楽しめます!
氷上のワカサギ釣りは、初心者でも釣りの醍醐味が楽しめるだけでなく、氷結した湖を渡るアドベンチャー気分も味わえ、最高に楽しい冬のアクティビティです。
また、釣ったワカサギの天ぷらや唐揚げの美味しいこと!
この冬は、ぜひ氷上ワカサギ釣りを楽しんでください。
written by ジプ蔵