4月7日に7都府県(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県)に緊急事態宣言が宣言され、そして17日には日本全国へと拡大されることとなりました。

この宣言を受け、ゴールデンウイークに予定していたキャンプを泣く泣くあきらめた方も多いと思われます。

そんな中、アウトドアの自然環境保護のために活動している一般社団法人コンサベーション・アライアンス・ジャパン(以下CAJ)から『パンデミックの今、アウトドアに出たいと思っている人へ。 CAJからのお願いと、5つのガイドライン。』というメッセージが出ています。

私たちが今できること、考えてみませんか？

野外に出るときの5つのガイドライン

4月12日にCAJから出された、5つのガイドライン。
CAJでは、「ウイルスの感染拡大を阻止するためにアウトドア・コミュニティができる最良の選択は、不要な外出をしない」と呼びかけています。

CAJとは？

1989年アメリカにて、アウトドアメーカーが利益の一部を自然保護に還元する目的で、”The Conservation Alliance”という団体が誕生しました。

日本では2000年7月に設立され、2019年4月に一般社団法人となりました。
日本でも有名なアウトドアメーカーが数多く参加しています。

5つのガイドライン

出典：CAJ

1. まわりの人々の健康と安全を脅かさないこと。
2. 戸外に出るときは他社との安全な距離を保つこと。
3. 家の近くにある自然を楽しもう。
4. 怪我や病気をしないように慎重に行動しよう。
5. 休業、休園、閉鎖、中止をリスペクトしよう。

上記文章は2020年24日にアメリカにて投稿された「How To Get Outside(During a Pandemic)」を参考に日本語版にリライトされたものです。

感染者が多い地域だけではなく、東北や九州などの感染者の少ない地域でも続々とキャンプ場の臨時休業が決定しております。

休業は、自分や私たちを守るためのキャンプ場の英断です。
不満や不平を言うのでなく、リスペクトしましょう！

まとめ

PexelsによるPixabayからの画像

状況は日々変化しています。
本文章は4月12日での投稿内容ですので、状況が変わってくれば該当しない項目も出てくる恐れもあります。

今優先すべききことは、自分自身の健康を守ることです。

外出をしなくても、キャンパーにはやるべきことがたくさんあります。

• テントのフルメンテナンス
  穴の修繕・撥水加工など。天気がよければテントの丸洗いに挑戦してみませんか？
• テントアクセサリーの点検
  ペグの汚れや状態チェック、曲がった状態のペグをそのまま使っていませんか？
• ギアのメンテナンス
  たき火でギアは結構汚れています。
  特にランタンは煤で真っ黒です。
• 寝具の丸洗い
  せっかくなのでシュラフのお手入れもこの機会にやってしまいましょう！
• 新しいギアの発掘
  今まで気になっていたギアの性能比較などをじっくりしてみませんか？

等々、今まで面倒でやっていなかったことがたくさんあると思います。

コロナが収束したら、またアウトドアを楽しみたいですね♪

■コンサベーション・アライアンス・ジャパン（CAJ）
■パンデミックの今、アウトドアに出たいと思っている人へ。 CAJからのお願いと、5つのガイドライン。

written by 水木 幸