持ち運びできる水中用テント『Ocean Space Habitat』が、アメリカ合衆国ニューヨークにある大学NYU Rory MeyersCollegeの研究チームと、ダイビングのパイオニアであり探検家のマイケルロンバルディにより共同開発されました。
現在は、ダイバーの深海探索の一時休息所として利用が想定されていますが、いずれは深海でのキャンプ体験も可能になるかもしれません!
夢が広がる水中テント『Ocean Space Habitat』を紹介します。
深海探索がすすむかも?ポータブル水中テント
深海はいまだ人類によって未知の領域です。
技術の進歩により、より深い場所に潜れるようになってはきました。
しかしながら、長時間のダイビングは海水から受ける圧力などダイバーがうける疲労を何かしらの方法で解消しなくてはいけません。
『Ocean Space Habitat』は、そんなダイバーのための一時休息所として利用できるポータブル水中テントです。
『Ocean Space Habitat』の使用方法
ダイバーは、広げた『Ocean Space Habitat』内部で休息します。
内部には、窓・座席・酸素・二酸化炭素の排出など、ダイバーがマスクを外してくつろぐことができます。
テント内部で4~6時間休憩できますが、今後8時間12時間ともっと時間を長くできるように研究開発中です。
いずれは1晩や1日滞在できるようになるかもしれません。
テント内部では、採取した標本の確認・食事・仮眠などダイバーがリラックスして作業できるようになっています。
YouTube公開中!
実際の『Ocean Space Habitat』を使用している動画がYouTubeで公開されています。
まとめ
現在は深海を探索するダイバーを想定されていますが、もしかしたら近い将来「深海宿泊付きのダイビングプラン」という旅行商品が出てくるかもしれません。
海の中で一晩を過ごすというのは、何にも代え難い経験になりそうです。
Oceans of Opportunityプロジェクトページに現在の活動状態や『Ocean Space Habitat』の技術仕様書がUPされています。
気になる方は、下のリンクをチェックしてくださいね♪
■Oceans of Opportunityプロジェクトページを見る(英語)
■NYU Meyersの『Ocean Space Habitat』ニュースページを見る
written by 水木 幸