「焼く」「煮る」「蒸す」「揚げる」など大活躍のダッチオーブン。秋冬キャンプには特に必須のアイテムですね。というのも、ダッチオーブンはフタに炭火を乗せて上下から加熱するのが一番の特長だからです。暖かい火のまわりを囲んでする料理そのものが楽しみな秋冬キャンプであれば、そんな手間も楽しい作業になります。
ここでは選ぶポイントとおすすめダッチオーブンをご紹介します!
選ぶときには、素材にまず注目です。
・鋳鉄製:初めのうちは錆びやすいのが難点ですが、使いこむうちに油でコーティングされ、焦げにくくなります。黒光りする使い込んだ状態は「ブラックポッド」と呼ばれ、キャンパーにとって憧れです。値段は手ごろ。
・黒皮鉄板製:熱による酸化鉄となった黒皮鉄板をプレス成型して作られているので、赤さびを防止します。洗剤や金たわしを使えるので、メンテナンスが楽ですが、その分お値段は少し高めです。
・カーボン製:カーボンが発する遠赤外線効果で熱の広がりにムラがないためか、食材の旨味を最大限に生かすと評判です。
・ステンレス製:ダッチオーブンでは新素材です。家庭の鍋と同じ感覚で使えるので使いやすく、耐久性もあります。ただし値段はかなり高めです。
・ダグタイル鋳鉄製:ヒートショックや衝撃への強度が向上かつ軽量です。日本が世界に誇る鍛冶技術で有名な燕三条で作られた自慢の素材です。
次におすすめダッチオーブンのご紹介です。10インチで値段比較してみました。
【ロッジ】ロジック10インチキャンプオーブン
すぐに使える慣らし済み商品。重厚な鋳鉄製で、風格ある製品。ゆっくりと熱が全体に行き渡ります。重量は約6.4kg。
値段:¥9,315
【ユニフレーム】ダッチオーブンスーパーディープ10インチ
1枚の鉄板から作られる黒皮鉄板製。熱伝導率がよく、全体がムラなく加熱されます。重量は約5.8kg。
値段:¥14,601
【ソト】ステンレスダッチオーブン10インチ
蓄熱性に優れた4ミリ厚のステンレス鋼板で耐久性も抜群です。家庭のガスコンロ、オーブン、電磁調理器、IHクッキングヒーターにも対応しています。お手入れの簡単さがなんといってもいいですね。重量は約5.2kg。
値段:¥19,800
ローストチキンも焼ければ、ケーキも焼ける、網があれば燻製も可能。料理のバリエーショがぐっと広がるダッチオーブンです。まだチャレンジしたことない方はぜひ、今年ゲットしてみてはいかがでしょうか?