18世紀にイギリスから起こった「産業革命」そして現代にいたる技術の伸長は、古くは石炭、最近では石油と言う化石燃料が大きな役割を担ってきました。しかしこの化石燃料を使用すると二酸化炭素(CO2)が発生し地球温暖化の原因と言われています。このままでは地球環境が激変し増え続ける世界の人口を支えきれない考えられ「(サスティナブル)持続可能な」世界を目指し、化石燃料に代わるエネルギーを模索しており、その代表格として太陽光を始めとする自然エネルギーに注目が集まっています。
そこで今回は、太陽光エネルギーを使用するギアが発売されましたので紹介したいと思います。
メーカー紹介
今回紹介する製品は、2008年に米国ユタ州で設立された携帯用太陽光発電メーカーである「Goal Zero」が製造販売をしています。
「Goal Zero」は、創業者であるRobert Workman氏が電気を使えない貧困層をなくすことを理念として無限にある太陽光を利用した製品を開発しています。
「Goal Zero」の新製品とは?
日本にて2021年4月中旬に発売された「Goal Zero」の製品は『Torch 500』といいます。
製品特徴
『Torch 500』は、様々な機能を詰め込んだマルチライトとなっています。
出典:Goal Zero
LEDライトはスポットとフラッドに光る
最大300ルーメンの明るさのLEDライトは、照らしたい箇所に光を集めるスポットライトと周辺を広く照らすフラッドライトの2パターンに切り替えができます。また3段階の輝度調整が可能で、最長50時間の点灯が可能です。
充電方法は3種類から選択
3.6V 5200mAのリチウムイオン電池が内蔵されており、付属のソーラーパネル・USB接続・外部のソーラーパネルと3種類から充電方法を選ぶことができます。
また充電した電力は、ライトとして使いながらもスマートフォンのような電気機器に給電できます。
IP67の防水防塵仕様
コネクタ部分のキャップを正しく装着すれば、IP67の防水防塵仕様を備えており少しぐらいの雨やほこりがあっても使用に耐えます。
製品仕様
入力 | 充電用ポート | USB Type-Cポート(最大5W、5V 1.0A) |
内蔵ソーラーパネル | 最大1.2W(高性能単結晶タイプ) | |
出力 | LEDライト | 500ルーメン(全点灯・強モード時) 300ルーメン(スポットライト・強モード時) 300ルーメン(フラッドライト・強モード時) |
USB出力 | USB Type-Aポート(最大10.5W、5V 2.1A) | |
バッテリー | バッテリーの種類 | リチウムイオン電池(NMC) |
バッテリー容量 | 18.7Wh(3.6V、5,200mAh) | |
連続使用時間の目安 | 2~50時間 | |
充電時間の目安 | 約4時間(USB充電時) 約23~46時間(内蔵ソーラーパネル) 約4~6時間(Nomad 10ソーラーパネル) | |
基本仕様 | 本体重量 | 約363g |
本体サイズ | 約224×56×114mm | |
推奨使用温度域 | 0~40℃ |
価格と販売方法は?
『Torch 500』は、楽天市場、Yahoo!ショッピングの主要オンラインショップにて取り扱いがあります。
日本正規代理店であるASKでの予想市場価格は、8,580円前後(税込)とされています。
まとめ
今回は、太陽光エネルギーを使用するギア『Torch 500』を紹介しました。
ソーラーパワーを利用する本製品は、アウトドアや災害時での使用で真価を発揮します。また冒頭で述べた「持続可能な(サスティナブル)」世界を目指すためのトレンドリーダーのような製品でもあります。
興味のある方は、日本正規代理店であるASK HPをチェックしてみてください。