まるで和釘のようなフォルム!日本の鍛冶職人によって手作りされたペグ『KOM Wapeg』が海外クラウドファンディングにて先行発売

木造建築をはじめ木材を組み合わせて固定するために必要な器具は「釘」ですが、現在一般に使われているのは頭が丸くて平たい「洋釘」です。しかし明治以前に使われていたのは「和釘」と呼ばれるものでした。この和釘は鍛冶職人によって1本1本鉄を鍛えられ作られており、洋釘に比べて耐久性があるとされています。

そこで今回は、和釘を思わせるアウトドアギアがクラウドファンディングサイトに登場しましたので紹介したいと思います。

メーカー紹介

今回紹介するギアは、日本の家電メーカー「株式会社KOM」が販売しています。

出典:KOM HP

「株式会社KOM」は2017年に福岡県に本社を持ち、主に家電製品やアウトドア用品の受託生産を行っています。オリジナル商品では暑い夏に冷涼感を与える「ミストファンサーキュレーター」があります。

出典:KOM HP

「株式会社KOM」がプロジェクトを行うギアとは?

海外クラウドファンディングサイト「KickStarter」にて2021年9月16日までの日程でプロジェクトが行われている「株式会社KOM」のギアは『KOM Wapeg』といいます。

出典:KickStarter

製品特徴

『KOM Wapeg』は、日本の昔ながらの技術で作られたペグとなります。

日本の職人が1つ1つ手作り

『KOM Wapeg』は、大量生産される一般的なペグと違い日本の鍛冶職人が1つ1つ手作りで制作されています。その方法は、鉄を1000℃まで熱しハンマーで叩き成形していくという「鍛造」です。この「鍛造」の製法によって鉄分子の配列が整えられ強度が高まります。

出典:KickStarter

どんな地面にも対応可能

キャンプにてテントを設営する場合、場所によって芝生・砂利・砂浜・硬い土など様々な地面があり、そこにテントを固定するためのペグを打ち込まなければなりません。『KOM Wapeg』はその強度によりどんな地面にも対応し打ち込むことができます。

出典:KickStarter

1本1本に銘が打たれている

丁寧に作られた1本1本には漢字で「雲外蒼天」の銘が打たれています。この「雲外蒼天」というのは「目の前の困難を努力して乗り越えれば、そこには青い空が待っている」という意味で使われており、現在のコロナ禍を克服していこうという意味が込められています。

出典:KickStarter

製品仕様

出典:KickStarter

価格と販売方法は?

『KOM Wapeg』は、プロジェクトが行われているクラウドファンディングサイト「KickStarter」にて先行発売されています。

価格は、レギュラーサイズ(21cm)×4本が数量限定で64ドル、Lサイズ(30cm)×4本が数量限定で70ドルとなっています。

まとめ

今回は、和釘を思わせるアウトドアギア『KOM Wapeg』を紹介しました。

鍛造された鉄はそうでないものより耐久性があり長く使うことができます。そんな地面にも対応し長く使えるこの『KOM Wapeg』を一生モノのギアとして選んでみませんか?

興味のある方は、クラウドファンディングサイト「KickStarter」をチェックしてみてください。