手軽に水を浄水できるポータブル浄水器。
湧き水や川の水などから飲料水を調達できるため、重いペットボトルの水を持っていく必要がなく荷物を減らすことができます。
また、最近では災害時のもしもの備えとして防災カバンに常備する人も増えています。
本記事ではポータブル浄水器の基本的な使い方や、オススメ商品を紹介します。
小型浄水器を活用して、賢く荷物を減らそう
例え綺麗に見える川の水であっても、そのまま飲むとお腹を壊したりします。
通常ですと煮沸消毒などが必要になりますが、ポータブル浄水器ならばろ過するだけで飲料水にすることができます。
水道水・湧き水・川の水・プールの水から、水たまりや泥水などにも対応しているため、サバイバルや災害時にも1つあると心強いアイテムです。
※海水には対応していません。
様々なタイプの商品が販売されていますが、持ち運びの便利さを考慮すると、ストロータイプかボトルタイプがおすすめです。
基本的な使い方
ストロータイプ
ストロータイプは、円柱型の本体の中にフィルターが内蔵されており、小さくて軽量なのが特徴です。
川の水などを直接飲んだり、付属のパウチやペットボトルに水を入れて使用します。
ボトルタイプ
ボトルタイプでは、本体ボトルに浄化したい水をセットして使用します。
水筒感覚で使用することができます。
フィルターの寿命について
例えば400リットルがフィルターの上限の場合、1日1~2L割合で使用すると約200日使用可能です。
フィルター交換について商品ごとに違うため、事前に仕様をチェックすることをオススメします。
おすすめ商品4選
『SAWYER Mini』
有害な病原菌を99.99999%除去できる、世界中に愛用者がいるポータブル浄水器です。
ストローを接続して直に水を飲んだり、ペットボトルやパウチに浄水したい水をセットしたりなど使い勝手がよい浄水器です。
- 本体重量:約55g
- 容量:0.5Lパウチ
- 除去性能:有害な病原菌99.99999%除去
- 濾過容量:38万リットル
- フィルター交換:不要
携帯ボトル浄水器 RJ-1
水道水・魚が生息する水・井戸水・使用期限切れペットボトル・プールの水・入浴剤の入っていなお風呂の水など、もしもの時の水の確保に重宝するポータブル浄水器。
フィルター交換時には水が出なくなるため、万が一のフィルター交換忘れもありません。
- 本体重量:約 36g
- 容量:-
- 除去性能:異物・寄生虫・大腸菌・腸球菌・セレウス菌・クリプトスポリジウム・その他一般雑菌は99.9%
- 濾過容量:約400リットル
- フィルター交換:水が出なくなったら交換
セイシェル(seychelle) サバイバルプラス携帯浄水ボトル
ストロータイプと比較すると多少嵩張りますが、持ち運びや使い勝手の良いボトルタイプの浄水器。
世界各国約40カ所の研究所にてテストされた、世界が認める高性能フィルターが採用されています。
- 本体重量:128.5g
- 容量:470ml
- 除去性能:不純物を最大99.99%以上除去・減少
- 濾過容量:約380リットル(使用水質による、災害時粘土質の汚水に使用した場合10リットル程度)
- フィルター交換:水が出にくくなったら交換
LIFESAVER
断トツに高い製品ですが、その性能は英国陸軍採用という折り紙付き。
約0.015㎛の超濾過UFフィルターを採用した圧倒的な濾過性質。
「フェイルセーフシステム」により、フィルターの性能上限に達すると水が出なくなるので誤って使用することがないため安心です。
- 本体重量:635g
- 容量:750ml
- 除去性能:99.9999%の細菌/99.99%のウィルス/99.9%の微生物
- 濾過容量:4000リットル
- フィルター交換:フィルターの交換時期が来ると自動的にフィルターが使用不可になる
まとめ
キャンプやトレッキングなど荷物をできる限り少ないしたい場合や、災害時など飲料水の確保が難しい時に重宝するポータブル浄水器。
高性能高価格の製品から数千円で購入できるものまで幅広く販売されているため、ニーズに応じた製品を選ぶことができます。
1つ所持していると便利な製品ですので、この機会に購入の検討などオススメです。
written by 水木 幸