停電対策はこれでバッチリ!?『Jackery ポータブル電源 1000』を試してみました!

前々から興味があり、どのような製品があるのか調べていたポータブル電源でしたが、先日丸一日の停電を経験したことから、思い切って購入を決断しました!
悩みに悩んだ結果、家庭内の家電をほぼカバーできる定格出力1000Wの『Jackery ポータブル電源 1000』に決定。

実際に使った感想をレビューしていきます。

瞬間最大出力2000w!大容量ポータブルバッテリー『Jackery ポータブル電源 1000』

Jackeryポータブル電源は、事前に充電をしておく必要がありますが、ガソリンタイプと比較すると音も静かで、一酸化炭素中毒の心配もありません。

ガソリンタイプの発電機は、こまめに換気をする必要があります。
真冬の停電は天候不良などが原因のことが多く、そういった状況下では換気まで意識を払う余裕はありません。
以上の理由から、蓄電タイプのポータブル電源を選択しました。

では、さっそく開封してきます!

撮影:筆者

撮影:筆者

撮影:筆者

最近では、製品の箱に直接送り状を張られて送られることも多いですが、しっかりと段ボール入れたうえで発送してくれました。

撮影:筆者

箱上部には長期保管時の注意事項が記載されています。

本製品を長期保管する場合、6カ月に1回60%~80%程度の充電は推奨されます、ご使用前に製品の取り扱い説明書をよく読んでから正しくご使用ください。
直射日光を避けて涼しく乾燥した場所に保管してください。

微妙に日本語がおかしいのは外国製品ゆえでしょうか・・?

撮影:筆者

開封直後は、充電38%でした。

撮影:筆者

撮影:筆者

持ち手ハンドルは折りたたんで収納できます。

撮影:筆者

本体底には滑り止めが付いています。
製品重量も10.6kgもあり、とても安定感があります。

取り扱い説明書

撮影:筆者

撮影:筆者

取り扱い説明書として、紙が1枚入っています。

付属品

撮影:筆者

車載用充電シガーソケット、ACアダプター、収納ポーチが付属します。

大きさについて

撮影:筆者

撮影:筆者

本体サイズは、横332×奥行233×高さ243mmです。
大きさ比較のため、手持ちのCB缶・OD缶を置いてみました。
発電機は馬鹿でかい印象がありましたが、想像していたよりもコンパクトです。

充電速度について

公式サイト上では満充電に必要な時間は、コンセント充電約7.5時間・シガーソケット充電約14時間と記載されています。

実際に室温20℃の環境で1時間充電した所、約12%の充電が完了していました。

家電が問題なく動作するかチェック

ストーブ

撮影:筆者

実は、このポータブル電源が届いた当日に雪害による停電が発生しました。
我が家で利用しているのはリンナイの「温風ルームヒーター」。
ポータブル電源にコンセントをさしてスイッチを入れた所・・・。
通電があるものの、温風が出ません。

停電復旧後試したところ、問題なく動作しました。
知らなかったのですが、「温風ルームヒーター」は、エコジョーズといった給湯器と併用して利用する暖房機のようです。

試しにブレーカーを落とし、給湯器(エコジョーズ)と温風ルームヒーターをポータブル電源に接続した所問題なく動作しました。

ですが、実際の停電時に給湯器と温風ルームヒーターをポータブル電源に接続して利用するのは、現実的ではないためストーブは別途用意した方がよさそうです。

洗濯機

撮影:筆者

定格消費電力255wの洗濯機で、すすぎ1回コースで試してみました。
問題なく動作し、電気は2%消費しました。

騒音は、洗濯層が回転するタイミングで冷却音が聞こえました。

テレビ

定格消費電力111wのテレビで動作確認をしました。
1時間の視聴で約10%消費しました。

ホットカーペット

定格消費電力740wのホットカーペットで動作確認をしました。
ポータブル電源は頻繁に冷却ファンの音が鳴り、電力もどんどん減っていきました。
他にも優先的に使いたい家電がありますので、いつ復旧するか分からない災害時には使えないというのが正直な感想です。

電子レンジ

撮影:筆者

定格消費電力1390wの電子レンジで動作確認をしました。
600Wで1分動作させた所、ポータブル電源の3%を消費しました。

電子レンジ動作時、ポータブル電源の冷却ファンは絶え間なく動作していました。

給湯機

我が家は定格消費電力220Wのエコジョーズを利用しています。
エコジョーズでは、お風呂への給油・洗面所台所への給湯・温水ルームヒーターへの温風を賄っています。

実際の停電を想定し、家のブレーカーを全て落とした状態での動作確認を行いました。

撮影:筆者

撮影:筆者

給湯器のカバーを外すとコンセントが見えます。
コンセントをポータブル電源に接続しお風呂を沸かせるか試してみました。

結論として、お風呂の「自動」モードで問題なくお風呂を沸かすことができました。
お風呂が沸くまでに消費した電力は4%。
また、台所や洗面所のお湯も問題なく出ることを確認しました。

まとめ

出力1000Wを超えるポータブル電源は、10万円を超える商品がほとんどで気軽に手が出せる商品ではないかと思います。
筆者も停電を経験しなければ、購入を決断できませんでした。

明りと暖房はポータブル電源がなくても何とかなりますが、電気がないとお風呂にはいることができず、テレビを視聴できないため情報収集ができないといった不便を痛感しました。
今回の停電では、ガソリンを使用した発電機による一酸化炭素中毒で亡くなったという痛ましい事故もありました。

ポータブル電源は、使用時に換気をする必要がないため屋内でも気軽に利用できる製品です。
今後は災害の備えだけではなく、レジャー用としても積極的に活用してきたいと思います♪

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Jackery公式サイト


written by 水木 幸

ABOUTこの記事をかいた人

幼少期からのキャンプ経験を含め、気が付けばキャンプ歴10年に到達です!(驚) 現在は、ファミリーキャンプがメインのママキャンパーです。 キャンプ場レビューやお気に入りのギア等の情報発信をしていきます♪