暗くなってからが本番!キャンプナイトの醍醐味!

山の陽が落ちるのは意外と早く、テント設営、料理と準備をしていたらあっという間に夜!なんてことも。特に混んでいる時期は、サイトに着くのが遅くなることも多いです。

ですが、キャンプは夜になってからが本番!趣きのあるランタンに火を灯したり、ムードが出てくるのも暗くなってから。

そこで今回は、キャンプナイトの素敵な楽しみ方を紹介します!

キャンプといったら焚き火!

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ゆっくりと夜の静けさを楽しむなら、焚き火は外せません。ゆらめく炎を見ながら、好きなお酒をちびちび飲む時間は至福。
火を見つめながら話をしていると、普段顔を合わせてはあまりしない話や、思い出話などがするする出てくるから不思議です。

もちろん、マシュマロを焼いたりといった炙り料理も楽しめます。

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最初は薪を用意するのが無難ですが、慣れてきたら薪を拾ってきての焚き火にも挑戦したいですね。大きい薪をしっかり燃やし切るのは意外と大変だったりします。

きれいに燃やすと、キラキラときれいなおき火ができあがります。暗闇の中のオレンジ色の煌めきは、ずっと見ていたくなるほど。星空にも負けませんよ!

焚き火をやる上での注意点

直火禁止のサイトの場合は、しっかり焚き火グリルなどを使用しましょう。

焚き火の仕方、その後の処理ですが、これはサイトによりさまざまなので管理人さん確認したほうが無難です。かまどを崩してほしい、そのままがいい、穴を掘っていい、いけない、灰は灰捨て場か、燃えるゴミかなどいろいろあります。
くれぐれも燃え残りの炭や灰を埋めてはいけません。どちらも土にはなりませんので、キャンプ場の地面が崩れやすくなったり、雨の日にドロドロになる原因になります。

マナーを守って、大人の夜の焚き火タイムを楽しみましょう。

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星空を楽しむ

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天気が良ければ外せないのが天体観測。街中では見られない、満点の星空を楽しみにキャンプに来る人も多いのではないでしょうか。

星が良く見えるキャンプ場という特集もよく組まれますが、そういったキャンプ場は星を観察する場所やツアーが組まれていることも多いです。星についての解説をしてもらえることもあるので、利用してみると新しい発見があるかもしれません。

ですが「キャンプだから星が見られる!」と意気込んでいくと、がっかりしてしまうことも。

曇っている・月が満月などで明るい・サイト自体が明るい・高い樹に囲まれている、という状況だと星が見にくい、見られないということもあります。たくさん見られたらいいね、くらいの気持ちで行くといいかもしれません。

ファミリーキャンプなら、方位磁石と星座早見盤は持っていきたいですね。今はスマホのアプリでも、位置情報から見える星をナビゲートしてくれるものもあります。

ナイトハイクに挑戦

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ナイトハイクはその名の通り、夜のハイキング。ナイトハイクの目的はさまざまです。

テントサイトが明るすぎるので、離れたところに星を見に行きたい。昼間決めたチェックポイントまで、行って帰ってくる肝試し。なかなか都会ではできない、「本当の真っ暗体験」などなど。

街灯のない暗い道を懐中電灯を頼りに歩くという経験は、なかなかできません。家族やグループでキャンプへ行ったら、アウトドア初心者の人であるほど体験してみてほしいですね。

ポイントは、ナイトハイクに行くと決めたら必ず明るいうちに下見をしておくこと。できれば「ここを夜歩くよ」と説明しておく方がいいでしょう。

説明されていても、夜歩くのは大変なものです。思わぬ事故や怪我に繋がることもあるので、滑りやすそうな場所や危ない場所はないか、チェックしておきましょう。

また、落とし物をしてしまうと見つけるのが困難になるので、移動の荷物は最低限にし、ポーチなどにしっかりまとめましょう。

キャンプナイトを楽しむには、明るいうちからの準備が大切

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夜でもたくさんの楽しみがあるキャンプですが、大切なのは事前の準備です。

夜に何をするかは前もって決め、使うものもしっかり用意しておきましょう。暗くなってから準備すると大変ですし、怪我をしてしまったり、余計な移動はトラブルの元にもなります。時間が遅くなってからは、周りの人にも配慮しましょう。

気温も低くなるので、長袖長ズボンはもちろん、防寒着などもしっかり用意してくださいね。


written by ashitamago