どうしても雪中キャンプがやりたくて!とことん山キャンプ場に行ってきました!

東北は通年営業のキャンプ場は少ない地域です。
どうしても雪中キャンプがやりたかったので、行ってまいりました!

「とことん山キャンプ場」は、秋田県湯沢市の市営施設で、キャンプ場は通年営業しています。地域的にも雪が降る地域で、スキー場と同じ敷地にあるので、雪中キャンプをしたい人には嬉しいキャンプ場です。

キャンプ場までの道は、脇の雪壁はそれなりに高くあったものの、道路は雪が解けていて運転には問題ありませんでした。

冬季間の受付はスキー場の事務所と共同になります。

受付に併設されているレストランは広々していて、良心的な価格のメニューも豊富です。

元々車の乗り入れができないキャンプ場で、夏場はリアカーを貸してくれるのですが、冬の荷物の運搬は、ソリを使います。

我が家の冬キャンプの装備は夏のキャンプに石油ストーブが追加されます。
今回は、あまりしっかりとしたパッキングをしませんでしたが、軽自動車で収まる荷物量です。

ソリに積み替えると、ちょうど2台分です。坂を上りながら運び、本日のキャンプ地決定です。

テント設営の際、一応エリッゼステーク28cmを指してみますが、豪雪地帯ですからまず効きません。

今回は、ホームセンターから買った端材を使って自作した雪用ペグを持参しました。ここで、私の手作り雪用ペグをご紹介します。

端材と、ロープ、カラビナで作りました。

雪中キャンプでは、雪がそれなりに薄い場合は通常のペグでテント設営が可能です。

しかし、ペグの長さよりも雪が深い場合、砂地にテントを張る時と同じように、ペグは強い力には耐えることができません。

雪中キャンプでは、専用のスノーペグもありますが、通称「竹ペグ」と言われる竹を材質にしたものや木を材質に十文字を作り雪に埋めるペグ、最近だと通称「農ペグ」と言われる農業用の50cmほどのペグを使用される場合が多いと聞きます。

農ペグも考えたのですが、近くのホームセンターに売っていなかったことと、雪が深いなか使用するテントがワンポールテントか、トンネル型のテントという可能性が高い為、自立式テントと比較してもペグには強い力に耐えてもらうことが必要になります。

その為、埋めるタイプのペグを使用することにしました。
材料を調達に近所のホームセンターに行くと、「夢工作」という、その名の通り、夢のような端材の詰め放題売り場がありました。

価格はなんとB3ほどの袋に詰め放題で約400円でした。ちょうど良い長さ(15㎝位)のものを選び、

紐を通す穴を開けます。簡単な作業の場合は、木くずがそのまま捨てられるゴミ箱の上で作業を行います。

紐として選んだのは、2㎜のガイロープです。

こちらに小さくて割りとしっかりした作りのカラビナを結びつけて完成です。

使い方は、軽く掘った穴に雪ペグを入れます。

雪を被せたら、カラビナの頭を出した状態で、踏み固めます。

抜けたりはしなさそうです・・・。

あとは、テントの通常ペグで固定するところを繋いだら、バシっと張れました!!

使用テントは、テンマクデザイン CircusTCです。2名でのキャンプではコットを2台並べてちょうど良いサイズ感です。

そして、このキャンプ場のお楽しみは、キャンプ利用の人は24時間入ることのできる温泉!!

内部はモラル上撮影しませんでしたが、源泉かけ流しの木製の半露天風呂と石造りの露天風呂を楽しむことができます♪

夜のレシピは、秋田ですので「きりたんぽ」を作りました!
まずはコッヘルでご飯を炊き

ご飯を軽く潰します。

割り箸に握りつけ、炭火で焼きました。

よく火の通った鍋に入れます。(作りすぎました)

防寒対策は、テント内の石油ストーブと羽毛の寝袋はナンガオーロラ450です。
夜の気温は、外は0.8℃、テント内は14.0℃

朝方は冷え込みましたが、外は0.2℃。テント内は2.6℃

朝食は、スノーピークコンボダッチで炊き上げたごはんと、赤魚の干物で、「干物定食」の完成!日本人でよかった!!

今回の雪中キャンプは、特に風もなく凍えるようなことはありませんでした。
温泉が何回でも利用できるので、少し体が冷えたら温泉で温まることができ、快適に過ごすことができました!

ちなみに、冬はスキー場のリフト券に「宿泊パック」なるものがあり、キャンプ場利用または近隣の温泉宿利用の場合は500円でスキー場を楽しめるそうです。

今回は板を持ってこなかったので、無料で借りられるソリにて雪を楽しんだキャンプとなりました!!

【今回のキャンプ場】
とことん山キャンプ場

住所:秋田県湯沢市皆瀬新処106
電話:0183-47-5241

公式サイト
http://www.minasekc.com/sub4-2-5-4.htm

天気予報や混雑予測
https://camplog.jp/article/camp/4A


written by akamp(アキャンプ)